カップは見る人の想像力を刺激する。
中身が見えない、
そのことは、自由性を感じさせる一方、
内面が現れやすい。
カップに何を入れたいと思うか、
あるいは、何が入っていると思うか・・・
普段は意識的に蓋をしているものが、
自由という設定を与えられた瞬間、
鮮烈に、あるいはじわりと姿を現す。
そんな中にあって、
カップの6は中身がはっきりしている数少ないカードだ。
白い花、六つのカップ、みな同じだ。
中身が決まると、
使い方まで決まってくる。
人はみな、
自分の中に、カップを幾つも持っている。
中身も、使い方も自由自在だ。
それぞれの違いが個性となり、
行動や感情の違いを生む。
中身を決める必要もないし、
使い方を限定する必要もない。
何かを始める時、
新しいスタートを切る時、
これまでの馴染んだカップの使い方は脇に置いて、
じっくりと、自分というカップの中身を見つめてほしい。
もし、花を入れるなら、
全てのカップに違う花を。
自分でも気づかなかった、
自分を見つけられるかも。
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