タロット柊

考えること、感じることの記録

6日(金)カップの2(逆)「停滞を破る」

2018-04-06 16:44:42 | タロット2018・4月

カップを持つ一組の男女。

その中央にある2匹の蛇や翼を持ったライオンの頭、というシンボルによって、

何らかの儀式を行っているようにも見える。



例えば占いをするとき。


タロットの練習本などには、

たいてい、

カードをめくる前には集中できるような環境を整えるとか、

机には布を引くとか、

香りをたくなどの、

タロットと向き合うための一連の決まった動作(儀式といえるだろう)があると良いと書かれている。


そういうある種の決まった形を行うことで、

占い的な雰囲気を作り出すことに成功している。


それは、さまざまな職業全般に言えることで、

例えば制服。

制服を着ることが、ある種の儀式のような意味合いを、着る者や見る者の心理に与え、

それにふさわしいふるまいを促すことにつながる。



しかし、

今日のカードは、

逆に、そのような儀式的行為を疑問視するように告げている。

決まった動作、行為、思考、

そういったものは、人を安心へと導くが、盲目的にもなる。

ましてや、長く関わっていることや人となら、なおさらだ。


昨日のカードもそうだが、

何やら、ものの見方の変換を求めているようだ。

特に、

これまで馴染んでいること、

当たり前だと思って繰り返し行ってきたことへの疑問視。


停滞を打ち破り、

新たな環境を創造するチャンスがそこまで来ている。

そこに向かって、

自ら変化を起こしてほしい。


ほんの小さな変化を掲げ、

日常を創造してほしい。



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