タロットをめくるときは、ほとんど何も考えていないが、
時たま、ふと考えが浮かんでしまうことがある。
たいてい、常日頃悩んでいることで、もう悩むのが当たり前になっているような事柄だ。
めくると逆位置のペンタクルの2。
ははは・・・と思わず薄い笑いが。
例えば肩こりが、もう慢性的で、
こっているのか、こっていないのか分からないぐらいになっていて、
こってますねぇと言われても、重々承知、みたいな感じだろうか。
バランス崩してますよ、なんて、
今さら言うかね、タロットよ。
肩こりがなくなって、目もしょぼしょぼしなくて、
そんなふうになったら、どんなに爽快だろう。
この、張り付いた糊みたいな悩みが、きれいにはがれたら、
どんなにすっきりするだろう。
いつかはそうなるかもしれないけれど、もしならなくても、落胆はしない。
今だって、落胆はしていないから。
もちろん、これで全てが良いと思っているわけではないが、
なぜだか、物事は、
良いことと、良くないことが繰り返しで起こってくるように思えるから、
全てを解決せず、
ほどほどに慢性的症状を抱えつつ、
不思議だが、それで結構、絶妙なバランスを保っているのかもしれないとすら思う。
そう考えると、
逆位置のペンタクルの2は暗示的だ。
物事が動くときは、
それまでのバランスが崩れるということだ。
例えそれまで嫌だな、困ったなと思っていても、
慣れというのは恐ろしい。
結構図太くいけるものだ。
むしろ、
それが裂けるように変化するときの方が、悲劇的なのかもしれない。
重々承知と思っても、
本当は、分かってないかもよ。
バランスとってるつもりだろうけど、
かなり無理あるんじゃない。
ほら、こんな感じ。
ペンタクルの2は逆さになってみせる。
うーん。
結構、きてるかも。
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