タロット柊

考えること、感じることの記録

24日(日)カップの7(逆)「八つ目の選択肢」

2019-02-24 11:41:36 | タロット2019・2月

カップの7は、まるでおとぎ話のようだなと、いつも思う。

離れた場所から見れば、

そのカップを選んだらまずいんじゃないか、とか、

そのカップに入っているものは、偽物だろうとか、

割と冷静に判断できるのに、

主人公は、必ず間違う。

 

間違って、とんでもない目にあって、

でもまた、間違ったカップを選ぶ。

何度も繰り返しながら、

おとぎ話は、結末を迎える。

 

 

では逆位置のカップの7の結末は?

 

 

迷いがあってタロットをめくるとき、

ほとんどの方は、自分の中で選択肢を用意している。

繰り返し考え、選択肢を厳選し、占いに臨まれる方が多い。

そういう場合、往々にして、起こるのは、

タロットが答えを出さないということだ。

 

つまり、選択肢は、その外にあるということ。

七つの選択肢は、全て捨てる。

答えは八つ目にあるということだ。

 

そうなると、

ほとんどの場合、目が覚める。

自分は、この選択肢の中から、最も適切なものを選び、

幸せや、成功に至ると、

あるいは、今の苦しい状況から抜け出せると考えていたのに、

結局、どれを選択しても

方法が違うだけで、同じ結末を迎えることになるのか、と。

 

 

目を覚まし、離れた場所からカップを見る。

そうすると、

本当にほしいものはこの中にはないことに気付く。

今の自分を変えたいのに、

変えられない自分が選ぶ選択肢に、新しい未来はないと気付く。

 

新しい未来は、自分の想像する選択を超えたところにある。

そう気付けたら、

タロットは答えを出す。

そこから、このお話の結末は始まる。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿