タロット柊

考えること、感じることの記録

19日(火)カップの6(逆)「仕事のやめ時」

2019-02-19 15:22:06 | タロット2019・2月

あなたは心の中で、ずっとこの仕事をやめようか、と考えている。

働くことは好きだし、この仕事は、ある意味、恵まれている。

喜ばれる仕事だし、経験を積めば積むほど、より理解が深まる。

あたなもそれは分かっており、

やめようか、なんておくびにも出さない。

周りも、あなたがそんなことを思っているなんて、露ほども気付いていない。

 

けれども、タロットは知っている。

あなたがなぜやめたいと思っているのか、

あなた自身でも気づかない理由を知っている。

 

あなたがこの仕事を始めたとき。

期待と喜びに高揚し、これから自分にどんなことができるだろうかと、

それはいろいろなアイデアを浮かべたものだ。

まだ、右も左も分からないから、

失敗もしたし、しかられたこともあった。

だけど、本当にやって良かったと感じる経験もあった。

体力も気力も、精いっぱい使って、自分のスタイルを確立してきた。

この仕事の難しさも素晴らしさも知って、続けることの意義を見つけてきた。

 

それでもなお、やめようかと思う気持ちがわいてくる。

もちろん、やめても構わない。

いつかは必ずやめていくのだから、それが今であってもいいだろう。

だけど、これだけは伝えたい。

 

あなたは、

あなたがこの仕事でできることを、まだしきっていない。

人の役に立ちたいけれど、望んでくれなければ役には立てない、

もっと力を発揮したいけれど、機会がなければ発揮できない、

そんなことを思っているだろうけど、

誰も、あなたの条件を満たすような環境は与えてくれない。

 

 

あなたはこれから、

自分のもつ能力を、惜しみなく、もっと使って、

今、置かれた環境を、最大限、生かす方法を考えるのだ。

使い慣れた言葉、

使い慣れた考え、

使い慣れた方法、

そんなものをいくら使ってもだめだ。

使い慣れた言葉をしまい、

使い慣れた考えを疑い

使い慣れた方法を脇に置く。

そしてもう一度、

この仕事で、自分にできることはもうないのか、考える。

本当にないと決まったら、

そのときがやめるときだ。



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