不眠・耳鳴り・・・検査は正常です。様子を見ましょう。ストレスでしょう。

このように言われるのは、未病です。解決の糸口が見つかります…

ガスが多くて・・・26歳女性

2017年12月16日 | ガスが出る
自律神経活性療法(ゆどう術)の 薬を使わない富永しゅうかんです。

3か月以上続くのは自律神経が原因。自律神経に起因する内容を書いてゆきます。

詳細に関してはメールにて。迅速返信します。

自律神経・遠隔治療を受付てます。PC版では絵が動きます。

こんにちは
「ガスが多く仕事にならない26歳の女性」


「よくわかる自律神経失調症」本文より抜粋掲載・・・
480頁
治療としては神経の働きを正常にする事はいうまでもないが、「性的な事をきちっとしなけ
れば回復は早くない」ということを最初に宣言をした。そこで多くの人は困ったような顔をさ
れる。

つまり、「そういう人間的なお付き合いができないんです」と言う。つまり、それが心の病
気の症状でもある。ある年齢になって自然に男女の交流や性生活が出来ていればこの病気になっ
ていないわけであるから。

ではそれができるようになれば治るかというと、それがまた難しく、自分と気持ちが一致し
て肉体的に満足ができる相手でなければならないのであるから。

そこに動物が行う交尾のような、無味乾燥な感情を高めることのない方法では効果はないの
で、相手を選ぶのが難しくなってくる。(著書「正しい日本人の性生活と悩み治療」を参照)

ほぼ十五回ほど通ってお出でになったとき、「多少対人恐怖やガスの臭いがするというのは
薄らいではきました」とのお話しで、「なかなか思うように消え去りません」という。 

「良い人ができるように努力をしてますか」と聞いても、「家からほとんど出られないんです
」とい481頁うことでそういうことはないとの口振り。

二十六才で、すでに中年肥りが出始めており、やや肥満体である。病気があっておかしいなど
の感じはしない。顔も綺麗なほうであり、おくのか?』何も知らない人は不思議でしょうがない。


富永修侃(しゅうかん)著書
・よくわかる自律神経失調症
・退院後のリハビリの実際
 (楠葉図書館音声テキスト採用)
他11冊 

ガスが出る

2017年12月14日 | ガスが出る
自律神経活性療法(ゆどう術)の 
薬を使わない富永しゅうかんです。

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ガスのが出る」の症状の連載最終です。
著書「よくわかる自律神経失調症」本文より連載  昨日より続く・・・


475頁
「ステキな人が居た」という娘や息子の声にホット一息をし、自分の子供もやっと一人前
に人様に認められるようになったと安心するのである。青年期になると大人の仲間入りを

して、いろいろの社交のダンスパーテイに参加する。そこで幅広く友人関係ができると二
人で出掛けお互いに観察や気心を知ることができる¨デートは大体相手の生活状態や家族の

人間関係が普通ならば、『いってらっしゃい』親はおくりだす。恋愛や男女交遊が特別に隠れごとをして悪いことをするということではない。

ところが日本は何か悪いことをしている、それが恋愛である。不純異性交遊。
そういう悲しい不自然な風潮の中では、特別な男女のグループだけが恋愛をして手をつない

でいるかのように、まだほとんどの人は思っている。そうして自分がそういうことをしたことがないので羨ましい。また、したいとも思っている。だから異常な関心を示し、

そよそよと噂を立てる。そういうふうになっている。人の自然な行為に背く事が道徳。
人間性に付いてはまったくの後進国である。そういう中でこういう病気は発生をする。

生まれつき食いしん坊がいるように、性の満足を多く必要とする人は多い。
これが男性には性の欲求がはっきり自覚されるが、女性の場合ははっきりした性の自覚とい

うのは90パーセントない。自覚症状としてあるのは何をしてもつまらない、何となく面白く476頁ない、理由なくイライラする、日うるさくでしゃばる、何だか落ち着かない、等の

精神症状と共に背中や腹がいたくなったり、胸のつかえ感、体のほてり、やたらと汗をかく、頭がいたい重い、肩がこる、等となって現れ自律神経失調症に進行する。

結婚しているからといって、それが精神的、肉体的、経済的にうまくいって満足していると
は限らない。(著書「日本人の正しい性生活と悩み治療」を参照)

富永修侃(しゅうかん)著書
・よくわかる自律神経失調症
・よくわかる心の病
他11冊・ホームページで無料で読めます。

ガスが出る

2017年12月13日 | ガスが出る
自律神経活性療法(ゆどう術)の 
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472頁
また、ガスだけではなく□臭が非常にするという五十四、五才の女性がマスクをして来られ
た事もある。相談の時もマスクをしていて、検査でベットヘ入る時もマスクをしている。

日の中を見たりするときマスクをちょっとずらして口を開けるが、特別に臭いほどの回臭はない。臭いというのは靴下が汚れているとき、何となくそこいらじゅう臭い。それは足を洗

わない限り靴下を新しく取り替えても臭い。だから回臭が非常にするならば、当然その人がいるだけで近寄るだけで臭くなる。これは糖尿病の回臭や肝臓の働きが悪い人の体臭などは

本人は特別に臭いとは思っていない。それはいつも嗅いでいるから鼻が麻痺している。
トイレに入って大きいのをしたとき本人はあまり臭くないが、ドアを締めて外へ出たあと次

の人は、入った途端に前の人の残りが非常に臭い。が数回息をするうちに臭いがしなくなるのと同じことで鼻はすぐ麻痺するようになっている。だから自分自身で自分の体臭が臭いわ

けがない。この回臭の人も全然臭くはないんだが、「もう臭いんです―、もう臭いんですヨウ」といってマスクを掛けている。

心の病気に原因があり、ガスが臭いという人は他にもいろいろ症状がある。対人恐怖である

473頁
とか人間が怖いなど。更に目線が怖い視線恐怖。だから母親と付きっきりで治療に一緒に来られた。また唾液が日の中に溜るのが気になる。乗り物では電車バスに乗ると極度に緊張し

て息苦しくなる。人に馬鹿にされていたり噂されていたりする気がするなどなど。
心の病気はそういう現実にはないことをいろいろ感じとる。そういう病状なのであるが、

本人はどうすることもできない。性格とか現在の生活の状況を詳しく聞いたところ、付き添って来た母親とほぼ同じ性格。母親も多少そういうことがあるというお話し。

このような病状の原因は直感で分かる。つまり十二才くらいから始まっている。このことは
女性ホルモンの分泌量と関係がある。家庭の状態は特別に口煩い老人がいるわけでもない

し、両親が小さい時から育てた。家は農業をやっていて俗にいう口煩いしゅうとさんお婆さんはいない。他の姉妹は結婚して正常である。これは何を意味するのか。

 一口で言って男性と性生活を含め上手にお付き合いをしていない原因による。母親や家族に潔癖神経症の傾向があると「男女の性生活のことは全て結婚してからヨ」となり本人も忠

実にまもってしまう完全主義者。結婚について夢を話すのは美徳だが、男女の性関係についての話や実行は不墓白目なことで

474頁
素敵な人がいることは素晴らしいことだとの考え方は日本にはほとんどないといってよい。
また、儒教や仏教の『我慢が美徳』という風潮の中では、性について人が口にすることはタ

ブーであり、それを話題にすることは、お酒の席か人格が駄目な人達の下々の会話というふうに決め付けられている。しかし、動物の本能である食欲、これ一つ取って見てもお腹が減

ってどうしようもないときには、丸い白い土瓶が鰻頭に見えてくるし、長い物がバナナに見えてくる。全てが食べ物に見えて来る。

そういうことがあるということを話に聞くことがあっても、豊かな食料が十分ある現在に於
ては体験することはないので実感が湧かない

性については恋愛という制度が日本にないから、なかなか男女が仲良くする機会がない。
西欧においてはダンスパーテイというのを定期的に開く。

子供が十三、四才くらいになるまでに、親が必ずダンスを教え、それは挨拶をするのと同じ
ように最低必要な社交マナーであり、音楽の渦の中で見知らぬ男女が二言、三言挨拶を交わ

しただけで、手を握り抱き合って踊ることが出来る。そこでお互いに好意を持てば、耳元で囁けるのであるから次のデートの約束ができる。親は良い人ができたかどうか軽く聞いてみて、・明日へ続く・・・


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・よくわかる心の病
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ガスがでる

2017年12月12日 | ガスがでる
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469頁
「ガスがでる」
ガスが出る、腹が鳴る、この現象は女性に多い。男性にこういう症状で相談にお出でになる
方はほとんどない。


理由の第一に考えられるのは、女性特有の脳の働きとして、『恥ずかしい』ということがあ
20。
これは十二才くらいまでの幼少の頃は女性ホルモンが大量に出ることなく、ほとんど男女の
区別なく『恥ずかしい』という感情は生じてこない。
だから遊ぶ時、スカートをはいても平気で大股広げて道路に絵を書いたりして男の子と女の
子と一緒に遊んでいる。それが次第に七才八才となってくると、だんだん『恥ずかしい』とい
う感情が出てきて、ほぼ十二才以降になるとそうゆうことをしなくなる。
これは女性ホルモンが大脳皮質に作用して、その働きが変わり、『恥ずかしい』という感情
が非常に強く発現する結果による。
その次は胃腸の具合が悪くてガスが大量に発生し、当然それが出るということがある。 た
だ普通の場合には、いつも出っばなしではなく、時としてグッと堪えることができ、トイレに

470頁
行った時に次いでに出すということができればほぼ正常である。このことは風邪っぽいときや、
何だか食べた物が悪かったような時にお腹の中で発酵してお腹がグルグルなり当然ガスが溜っ
ていることがありだれでも経験することである。
二十五才のこの女性は「ガスが出るのです」と相談に来られた。また、人が後ろに近寄って
来たり立っていたりすると自分がガスが出るのを非常に気にしてしまう。
また、前に出たガスの臭が衣類に付着して臭っているのでないかといつも気に懸かる。 あ
るいは後ろの方で小さな話し声が聞こえると、『自分のガスのことを噂しているんでないか』
というような気がしてしまい、電車や人込みの中に行くことができない。
それはガスが出てしまうのではないだろうか。あるいは人がそういうふうに噂しているんで
ないだろうかというように思えてしまうからであるという。
このばあいのガスが出ると思えるということ、これは心の病気の一つの種類である。
どういうことかというと、確認恐怖とか、何ごとかが起きそうな事件恐怖とかそういうのと
似ている。
前も本に書いたが、四十才くらいの看護婦の方で、道路の所々に置いてあるマンホール、そ
れはその上を車や人が平気で乗って歩いているし、その重みに耐えられるように構造上作って



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予期不安神経症で出勤不能

2017年12月09日 | 予期不安神経症

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461頁
「出勤不能、予期不安」

三十七歳の男性。この方は奥さんに伴われて一緒にお出でになった。
会社に出勤できない、勤務に身体が耐えられない。抑鬱症状がつよく、集中力もなく、仕事も出来ない。現在休職中。
会社の籍はまだあるが、あと一年間ということで、会社へ出勤できるようになりたい。

この方は上場会社の営業幹部社員で、海外勤務の期間が七年間あった。その海外勤務地から帰国してから体調悪く、気分も変になり抑鬱状態が昂進、いろいろな症状が出てきた。このカルテの記録は六カ月くらい経過したときの状態である。

まず七月二十一日の出勤は、病中であったが馴らし出勤の二日日であった。午前中の勤務だけで帰るように私が会社の上司とも電話で打ち合わせをしておいた。本人もそのことを了解してから出勤が始まった。

相談時には本人の話す内容は正常で理解できた。しかし、顔色はどす黒くて赤っぽい、日臭がつよくて歯茎が全体的に痩せ、身体の各部の筋肉も非常に痩せおとろえており、骨皮すじ衛門といった表現がぴったりといった容姿であった。
462

横になっていても、身体の具合が悪くて、ジッと寝ておられないと言われる。背中にも吹き出物がある。これは自律神経機能が極端に低下し、憔枠しきった状態である。・・・
463頁

・・・この方には子供さんもいて奥さんも当惑しておられ、勤務先の会社でも優秀な幹部社員が脱落していくのをそのまま見ているのは会社の損失でもあり、同僚たちもしのびないことである。

会社の人達も家族と力を合わせ(励ましてはならない)、全員の協力があって難治の病気を克464頁服していった実例でもある。
当面、残業しないようにして、朝九時から夕方五時まで勤めておられる。

会社は自宅との距離が往復四時間もかかるために、月二回は会社の近くに外泊して身体を休めるように指導したが、それもキチッと守っておられる。順調な回復経過をたどって今年いっぱいくらい養生すれば、体重も七〇キロまで増えて、同僚と同じくらいに仕事の量もこ

なせ、いろいろな行動にも携われるようになるでしょうと、お話をしている。



富永修侃(しゅうかん)著書
・よくわかる自律神経失調症
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