♪Merci sarie♪(メルシィーサリエ)

読んだ本の紹介や趣味の「あみぐるみ」中心の
ブログです。

『デューク』 江國 香織 著

2007年08月26日 | 
私には、何度読み返しても
涙が出てしまう本が、何冊かあります。
そのうちの1冊が
『デューク』江國 香織 著
この物語は
「つめたいよるに」という短編集の
1編だったのですが独立して
1冊の本となったものです。

表題のデュークは犬の名前です。
愛犬デュークを亡くし、悲しみに暮れる
1人の女性におこった奇跡のお話です。

最後のほうで
いつもいつも、ポロポロと
涙を流してしまう私・・・

最初に読んだときは
「きっと、泣きたい周期だったんだろう」
って思っていたんだけど
それが
何度、読み返しても同じだったんですよね。

ひょっとして
前世で、私も、大切な愛するペットを
亡くして、ひどく悲しい思いを
していたんじゃないかなぁ、って
ふと、思ってしまいました。

それに
何年も前から、犬やネコにやたらと
なつかれて甘えられて、自分も心地いいと感じる
そんな夢を何度も、何度も見てきましたし
そんなことが続いて
以前は、犬が苦手と思い込んでいたのが
その夢のお陰で
本当は大好きなんだと気づかされたり・・・

夢で、色々と教えてもらったりしてましたから
何よりも信じる心が大切なんだと
今でも、そう思える
そんな気持ちだけは
無くしたくないものです。





その時は彼によろしく 市川拓司 著

2007年08月26日 | 
久しぶりに、市川拓司さんの小説を読みました。

『その時は彼によろしく』
映画になりましたよね。
何度かCMで見た記憶が・・・・
長澤まさみちゃんが出演していたような・・・
記憶は曖昧ですが・・・

映像の方は、これからDVDを借りて
見てみようと思っています。

誰もが抱いているコンプレックスや
後ろ向きな心、切なさ、悲しみ・・・
といった現実的な世界を描いています。

そんな中で、登場する人物は
とても、真っ直ぐな心を持ち
思いやりのたっぷり詰まった心を持った
人たちなのです。

市川拓司さんの紡ぐ言葉には
常に暖かさを感じます。

こんなに優しい文章を生み出す
市川拓司さんは、おそらく
思いやり深い人なんだろうな~
と思わずにはいられません。

それだけ、言葉も文章もお話の展開も
あたたか~い色に包まれているのですから・・・

「いま会いにゆきます」は
本を読んだ後、TVドラマで毎週欠かさず見ていました。

いま会いにゆきます、はとっても切なくて
泣きながら本を読んだものです・・・

切ないけれど、読後にしこりを残さない
そんな市川拓司さんの作品
次は何を読もうかな・・・・




ちびちび105号は、なんだろ?

2007年08月20日 | あみぐるみ
この105号は
作った本人が
1番わからないキャラと
なってしまいました・・・
前回のパンダの延長で
耳と手足の色を水色にしたんですけどね・・・

クマ?
ん~・・・

とりあえず、クマにしときます

このところの、暑さ続きで
あみぐるみ作成も味踏み状態です・・・

もうすぐ涼しくなるでしょうから
これから、また、ゆっくり
作り始めようと思っています。


「手紙」 東野圭吾 著

2007年08月15日 | 
読みました・・・
知り合いに触発?されて
図書館で借りて読みました。


東野圭吾さんの作品は
『変身』の文庫本を一冊持っていて
こちらは、正体不明のものと
戦う(といってもSFものでは、なく)
少し怖いお話でした。

久しぶりに、なんとも形容のしがたい
感情を抱いた作品でした。

怒りにも似た、やり場のない
切なさと心の痛みが
自分の中で渦を巻いている
そんな感覚でした。
小説の中の世界だけではなく
こんな思いをしている人々が
たくさんいるんだろうな、と
強く感じた作品でもありました。

今回読んだ「手紙」は
映画のほうは、まだ観ていません。
機会があったらDVDを借りて
見てみようと思っています。






ちびちび、104号は母の希望で茶色のパンダ子を♪

2007年08月11日 | あみぐるみ
実は、前回紹介しました
cyoriさん専用のパンダ子を完成させたところ
母が、非常に気に入って欲しがり・・・
しかし
同じものを作りたくないので
母用のパンダ子は
こげ茶色の毛糸にしました。
パッと見は、わかりづらいかもしれませんが
ちゃ~んとcyoriさんのパンダ子と
区別して作りましたよ~ 





微妙な差に気づいていただけましたでしょうか?

自分で言うのもなんですが
やっぱ
cyori家に旅立った子の方が
かわゆいな~なんて
親ばかな事を思ってしまいました~


この暑さと日ごろの忙しさで
ブログの更新もコメントのお返事も
1週間に一度くらいのペースに落ちてしまいました・・・

なんて言っているうちに
北国の夏はお盆を境に
急速に秋に向かってゆくのですが・・・