♪Merci sarie♪(メルシィーサリエ)

読んだ本の紹介や趣味の「あみぐるみ」中心の
ブログです。

甘露梅  宇江佐真理 著

2021年07月17日 | 

甘露梅 お針子おとせ吉原春秋 宇江佐真理 著 光文社

こちらも、図書館で借りてきた本です。

舞台は、新吉原。

主人公は、岡っ引きの夫に先立たれた町屋の女房「おとせ」

二人の子供が、それぞれ自立した後、お針子の仕事をするため

住み込みで新吉原へ入ります。

そこでは、遊女たちの痛切な生の営みがあり、様々な恋模様あり

そして自身「おとせ」にも、いつしか、ほのかな思いが・・・

ちょっと悲しくて、少し切なく・・・

しかし、最後には

ホッと胸をなでおろす、そんな時代小説です。

宇江佐真理さんの小説は

「あ~良かったぁ~」と思える優しい物語が多いので

好きな作家さんの一人です。

 

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿