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読んだ本の紹介や趣味の「あみぐるみ」中心の
ブログです。

またまた、ぶたぶたさん作りました

2021年05月30日 | あみぐるみ

今回で、2匹・・・いや、お二人目となります

ぶたぶたさんを、作りましたので、紹介します。

モデルとなったのは

森のシェフぶたぶた 矢崎在美 著 光文社文庫

カバーイラストとは少し違いますが(私の独創の世界なので、ご容赦願います)

一応というか、気になるので(何が?)ズボンを履かせてますww

バケツの中のお花は、材料がない事を言い訳に、花を3輪編んで入れました。

それから、もちろん、おしりには ↓ 

チロんと、結び目のある、しっぽを付けております。

え?ズボンから生えているって!?

いやいや

大切な「しっぽ」は、ズボンの中に入れてはいけません!!

だって、せっかく作っても見えなきゃ意味がないですからね~ww

※ 本編のぶたぶたシリーズの感想は

また、日を改めてアップさせていただきます。

 

 


繕い屋 月とチーズとお菓子の家 矢崎在美 著

2021年05月27日 | 

繕い屋 月のチーズとお菓子の家 矢崎在美 著 講談社タイガ

 

物語の主人公は

人の夢を行き交い「心の傷」を

美味しい食事にかえて癒してくれる不思議な料理人・平峰花。

4つのストーリーで構成されています。

それぞれが、抱えている悩みや心の傷が

「悪夢」となってつきまとい日々苦しみ続ける。

そんな悪夢をご馳走にかえて、食べさせてくれるのですが

本人が食べなければ、解決しないというもの。

悪夢を食べて消化させることで救われる、という

ちょっと怖いイメージですが、心あたたまる作品です。

 

私も子供のころ、何年もの間、毎晩のように

怖い夢を見続けていました。大人になるにつれ間隔は遠のき

今では全く見なるなりましたが、どんな意味があったのでしょうか・・・

 

それにしても、矢崎さんの作品に出てくるお料理の表現が

ほんっとに美味しそうなんですよ~

ぶたぶたシリーズでも、登場するお料理の実に美味しそうなこと♡

「繕い屋」こちらも、お勧めの小説です。

表紙のイラストにある「ねこ」も登場しますよ~

優しい音色のガムランボールを付けたネコも魅力的です♡

 

 


営繕かるかや怪異譚 小野不由美 著

2021年05月12日 | 

営繕かるかや怪異譚 小野不由美 著 角川文庫

 

こちらは、6つの短編で構成されたホラーです。

タイトルにある「営繕」とは

建築物を新築または修理すること。

それぞれのストーリーの登場人物は

様々な怪現象や恐ろしいものを目撃したりと

怯え途方に暮れる。

そんな人々を救うのは、「営繕かるかや」の大工さん。

霊能者でも僧侶でもないのですが、解決へと導くのです。

やはり、営繕が肝なのか、建物の気の流れを変えたりすると

怪現象もなくなるものなんだな~と感じました。

しかし

ストーリーの背景が身近にある日本家屋だったりするので

ホラー好きな私ですが、就寝前に読むと

ちょっと、ぞわぞわしましたね~苦笑

巻末の解説を「宮部みゆき」さんが書いており

これまたファンとしては、大変嬉しいものでした。


チビチビシリーズ 666号 ちょっと下ぶくれな男の子

2021年05月08日 | あみぐるみ

『あみぐるみ』です。

この子は666号

近頃マイブーム的な「下ぶくれちゃん」です。

そして、只今は、母のお気に入りとなり

お出かけ用のバッグにぶら下がっております。

母は、私の作品を誰よりも先に目にし(同居しているのでwww)

どの作品も可愛いと言い、評価してくれるのです。

ですから、創作意欲が向上するので、嬉しい限りです。

 


ニャン氏の事件簿 松尾由美 著

2021年05月01日 | 

ニャン氏の事件簿 松尾由美 著 創元推理文庫

 

この作品は推理小説ですが

非現実的なファンタジー要素が入った面白い作品です。

 

数々の難事件や不思議な出来事を、解決に導くのは

実業家の「アロイシャス・ニャン氏」

趣味として執筆活動もしているペンネームは

「ミーミ・ニャン吉♂」

はて?どこかで聞いたことのある、ネーミングですよね~ww

名前が示す通り彼は、人間ではなく「ねこ」なのです。

ですから、話す言葉は人間の秘書が通訳する、といった流れとなります。

初めは、猫が話している態で、秘書が自分の考えを述べてるのかな~と

思ったのですが、話が進むにつれ、どうしても

アロイシャス・ニャン氏が、指示していると思わされる場面が多々あり

猫好きには、面白いストーリーです

(ネコの言葉がわかるって、とてつもなく羨ましいです)

他には

「ニャン氏の童心」「ニャン氏のクリスマス」が

文庫本として出版されています。