「禁断の中国史」を読んで初めて「百田尚樹」を知った。「海賊と呼ばれた男」をTV映画で見たが、作者までは記憶になかった。この「禁断の中国史」は、今までの自分の中の常識を覆すものが多くあり、とても参考になった。そこで次に韓国について読んでみようと思った。
「謝ろう」という表現に違和感を覚えたがとにかく読んでみた。
この本では日韓併合の時代に行った様々な行為が皮肉たっぷりに描かれているのが面白く、また詳しい。韓国時代劇なども多く見たが、そこにある両班や奴隷制度、中国との関係など新しい視点で考えることができた。ただし、「~の中国史」でも感じたことだが、読めば読むほど納得するも、気持ちの悪さが増幅する。人間の価値が低いアジアの汚くも恐ろしい歴史。
ただ、韓国では、「朝鮮戦争」を「韓国戦争」とし、日本と戦ったと戦後長く教えていたと聞く。これほどの歴史の曲解を当然のように教える韓国教育界の恐ろしさもつくづくと感じてしまう。
よく知られているように台湾は親日である。日本統治時代、アヘンの吸引・纏足(てんそく)・辮髪(べんぱつ)の「三悪」を台湾から追放したり、下水道を整備するなど社会の公衆衛生などを発達させたことによい印象をもっている。韓国とは真逆である。また、反共として台湾と韓国の連帯も1992年に台湾を捨て中国側についた歴史もある。その両国に日本に対する対応がこうも違うことに驚くが、やはり、この本「~謝ろう」を読んでみて知りえることが多かった。
筆者百田尚樹氏は同志社大学(中退)の経歴で、私と同じ世代なので、もしかしたら大学の中ですれ違ったかもしれないと思うと何故かワクワクしてしまう。当時の同志社大学が少し懐かしい。
<主夫の作る夕食>
カマス 一夜干し & 牛肉と野菜の蒸し焼き