残念 駒澤大学

まずは、選手の皆さん、そして監督を始めとするチームの皆さん、大変にお疲れ様でした。勝利で終われば、レースの疲労も忘れられるでしょうが、敗北で終われば、ますます疲れてしまうことがあると思います。まずは、身体をゆっくりと休めて欲しいところです。

ということで、非常に残念なお話しではございますが、我が母校、駒澤大学は、昨年優勝していた箱根駅伝で、惨敗いたしました。久方ぶり（おそらく１２年ぶりだと思います）のシード落ちとなり、来年は予選会からの再起となりました。

決して、力量的に大きな不足があったわけではないと思いますが、ちょっとしたボタンの掛け違い、或いは経験不足などが祟り、チーム全体としては惨敗になったと思われます。

良く、「箱根駅伝には魔物が住む」と言われ、そのレースの困難さが指摘されますが、当然にこの時代、魔物のせいばかりにしていては前に進みませんから、敗因は科学的に検討され、再発防止、或いは改善策を練らなければなりません。その意味で、駒澤大学の次への戦いはもう始まっているといえましょう。

ここ１０年間を見ても、強豪とされていた順天堂大学や、亜細亜大学、或いは東海大学がシード落ちをしており、まさに一寸先は闇といった状態になっています。だからこそ、勝ったときの喜びは強いものになるといえましょう。来年以降の捲土重来を期待します。