満福山城国寺

宮城県栗原市にある曹洞宗の満福山城国寺のブログです。

薬師寺の東塔が解体修理へ

2009-01-28 05:05:24 | つれづれの一言
奈良・薬師寺の東塔、7月から10年間の解体修理へ(朝日新聞) - goo ニュース

奈良券にある薬師寺の東塔(国宝)が7月から、10年間の解体修理に入るそうです。来年2月までは解体に向けた調査を進め、その後本格的な修理にかかるということで、解体は1898~1900(明治31~33)年以来1世紀ぶりとなります。

この東塔は、高さ約34メートルで、各層に飾り屋根がつく優美な姿で知られています。730(天平2)年の新築説と、藤原京(694~710年)からの移築説とがあって議論になっているようですが、今回の解体修理で結論につながる証拠が見付かれば良いですね。

木造建築物は、きちんと手を入れてやれば、相当長い期間にわたって使うことが可能です。拙寺にも築200年以上の本堂がありますけれども、やはり手を入れることで、今でも使用できています。各地にある寺院は、このように古い建物などを保持している場合があります。できれば、その様子などもご覧いただき、更によろしければその保持運営に、お手伝いいただければ幸いです。