中村一雄氏死去=「ビルマの竪琴」のモデル(時事通信)
少し前の話になってしまうのですが、竹山道雄氏の小説「ビルマの竪琴」の主人公、水島上等兵のモデルとされている群馬県昭和村の曹洞宗僧侶・中村一雄老師が昨年の12月17日午前10時40分、老衰のため同県川場村の病院で死去しています。92歳でした。
老師は、群馬県安中市出身で、現在は、昭和村川額1171の雲昌寺におりました。葬儀は26日午前9時30分から雲昌寺で行われ、遺弟は長男の真一さんとなります。
老師は旧日本軍に召集後、終戦をミャンマーで迎えています。
捕虜として収容所生活を送る中で、コーラス部隊として日本兵を励まし、死者を供養しました。帰国後、1947年から93年まで同寺の住職を務めています。自らの体験をもとにした「ビルマの耳飾り」という児童書を「武者一雄」名で書いて、67年に講談社児童文学新人賞佳作を受賞しました。
曹洞宗の僧侶がモデルだと聞いていましたが、お会いしたことはありませんでした。この度のご訃報に接し、心から哀悼の意を表します。
少し前の話になってしまうのですが、竹山道雄氏の小説「ビルマの竪琴」の主人公、水島上等兵のモデルとされている群馬県昭和村の曹洞宗僧侶・中村一雄老師が昨年の12月17日午前10時40分、老衰のため同県川場村の病院で死去しています。92歳でした。
老師は、群馬県安中市出身で、現在は、昭和村川額1171の雲昌寺におりました。葬儀は26日午前9時30分から雲昌寺で行われ、遺弟は長男の真一さんとなります。
老師は旧日本軍に召集後、終戦をミャンマーで迎えています。
捕虜として収容所生活を送る中で、コーラス部隊として日本兵を励まし、死者を供養しました。帰国後、1947年から93年まで同寺の住職を務めています。自らの体験をもとにした「ビルマの耳飾り」という児童書を「武者一雄」名で書いて、67年に講談社児童文学新人賞佳作を受賞しました。
曹洞宗の僧侶がモデルだと聞いていましたが、お会いしたことはありませんでした。この度のご訃報に接し、心から哀悼の意を表します。