どっかて聞いたことがある標語?(飲んだらら乗るな! 飲むなら乗るな!:ホントダメだからね(゛ε゛)!)
今日はアースについてだ。うちの電源に関わらず、よく「アースはとった方が良いんですか?」と聞かれることがある。結論を先に言えば、確実にとった方が良い!(アースがしっかりしていればの話だが・・・)
現実問題、アパート、マンション住まいの方達は、その環境からアースをとることが難しく、とりたくてもとれないという状況が殆どである。ただ、ここでガッカリする必要もないと思っている。
別な方法があるのか?という話ではないのだが、先程も言ったように「アースがしっかりしていれば・・・である。」アパート、マンションのアースは、居住スペースが隣り合わせのため、各家庭一件、一件、個別にアースがとられていることは皆無で、恐らく数珠つなぎ状態(例えば1Fの家庭は大地へ直結、2Fの家庭は1Fのアースへ、3Fは2Fへ・・・・といった具合)と思われる。
更には各ご家庭内でも、洗濯機、冷蔵庫、エアコン設置場所などに接地用の端子があれど、おのおのが独立してアース設置されていることも皆無である。(部屋のどっかでひとつになっている:分電盤かな?)
こういった状況を考えると、必ずしもアースをとることが懸命ではなくなる。ノイズ(電気)は電位の高い方から低い方へと流れる物理的理論を信じれば(当たり前か!)、前述のような状況下において設置した場合、(ノイズ対策による高周波インピーダンスが低いかもしれない)オーディオ機材に逆にノイズが回り込んでくる可能性すらある。
一方、アースを確実にとることができるのであれば、それはもうとるべき、って言うか!「とって」って感じ(>_<) 各種家電製品からのノイズから逃れ、自らも発せられるであろうノイズを大地に食べさせてあげるのだ。モグモグ(^o^)(^。^)(^o^)(^。^)
ところで、アースって何で地球上で一番インピーダンスが低いか知ってる!?(一番低いからゼロ電位って言って、基準になるんだっちゃ)
例えば、ここ平川市(会社)の地面にテスター棒を片側を刺す。もう一方のテスター棒は、日本の裏側?ブラジルだっけ?(地理はダメ)に刺すとどうだろう?
あれっ!ゼロΩなんないよ(-_-;)
それは、テスター棒と大地との接地抵抗(接触抵抗)、&各テスター棒までの延々と長いケーブルの抵抗値を見てるんだよ。だからアースはしっかりとらなきゃならないんだ。テスター棒を刺した時の接触抵抗と、延々と長いケーブルの抵抗が、ゼロΩだったとして理想の話をする。
大地のある一点と別な一点を細い線で結んだとすると、そこにはその線の抵抗分が現れる。(日本とブラジルだったらスゴイ抵抗分だろうね!)でもその線が何本も並列になった場合、抵抗値は確実にゼロΩ方向に向かう。
ここまでくればもうわかったね!つまり、大地のある一点と別な一点の間には、無数の抵抗が並列につながれているということなのだ。これにより、大地ゼロΩになって一番の基準点となるんだ。
大地がゼロΩだってことはわかったから、じゃ「アースをしっかりとるってことはどういうこと?」
それはアース棒?銅板?木炭?水分などを活用(とり方は別な書物に譲ります)して、大地との接触抵抗を極力小さくするってことなんだニィ。(>_<) 折角大地がゼロΩなのに、接触抵抗が大きいと電気(ノイズ)が流れたとき、そこ(大地と接触部の間)に電圧が発生して、アース電位が不安定になるんだ。これすなわち(コモンモード)ノイズ。
あぁ~、久しぶりにまじめなこと書いた気がする。