「ジャコメッティ展」を見に行く。 2017年07月06日 | 日記 新国立美術館に行った。棒状の彫刻が特徴のジャコメッティ。対象を根源までそぎ落としていくと棒になるようだ。手塚治虫の「火の鳥」シリーズの中で、人間を延命するために、ロボット化した後、彼に見える外界はすっかり変わってしまい、溶鉱炉から真っ赤に流れる鉄は清らかな小川のせせらぎとなる。そんな話を思い出した。展示作品の中で、棒の中でも、「猫」は愛嬌があって、モフモフしたいぐらいだった。 ●ジャコメッティ展のパンフ。 ●チェースマンハッタン銀行のプロジェクト。歩く男」と「頭部」。