情報設計のブログ

行ったところ、見たもの、感じたり、考えたことなど。

ジブリスタジオと3匹の熊の家

2018年05月22日 | 日記
 愛車(ママチャリ)で徘徊中、小金井あたりで、鬱蒼とした木々の間に、童話に出てくるような大屋根の建物があった。建物の前には広場があり、大きめの池がある。池の先に垣根。そこが道路との境目。そこに背もたれのあるベンチが置かれ、坐れば木々の香を楽しみながら、建物や広場、池などを見ながら時間を送ることができる。この建物は何だろう。敷地は結構広く、いろいろな建物が道路沿いに建てられている。門があって、そこには「3匹の熊の家」とある。知らなったのだが、家に戻って調べると、そこはジブリスタジオの保育園だった。なんでもジブリに勤める若いスタッフのために事務所の近くに通える保育園を造ったそうだ。偉いもんです。
 ということは、「3匹の熊の家」の近くに、ジブリスタジオがあるはず。探しまくった。あった。木々の間に、埋もれるように。注意していないと、通り過ぎてしまう。この界隈は緑が意識的に残されているが、ちょっと離れると、中央線の線路沿いは区画整理が急速に進んでいる。
(写真左から)1/「3匹の熊の家」の中庭。季節がら鯉のぼりが飾られていた。2/道路に置かれたベンチ。3/手前のベンチから道路奥の先まで敷地が続く。4/「3匹の熊の家」の敷地内に停められていたシトロエン。ジブリ映画に出てきそうな車。5/木立の中に建つのがジブリスタジオ。6/スタジオの正面玄関。
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国立西洋美術館と国立博物館に行く。

2018年05月03日 | 日記
 ゴールデンウィーク、NHK的に表現すると春の大型連休。天気が回復してきたので上野の森へ、午前中から美術館巡り。まずはJR上野駅に近い西洋美術館へ。「プラド美術館展──ベラスケスと絵画の栄光」を見る。開館してすぐの入場だったので、それほど混雑しておらず、快適に見ることができた。展示されていたのは、ベラスケスなど17世紀のスペイン絵画を代表する作品70点。
 続いて隣の国立科学博物館に行こうと思ったが、現在の企画展「人体」は大変な混みよう。あきらめて、少し足を伸ばして国立博物館へ。平成館の「名作誕生 つながる日本美術」展に向かったが、左手にある表慶館で開催されていた「アラビアの道」展が面白そうだったので、立ち寄ることにした。サウジアラビアの歴史と文化はほとんど知らなかったので、紀元前の遺跡物を見ると、日本の縄文時代と同じような歴史の流れなんだなと思った。
 平成館の展示は、日本で最も古い美術研究誌「国華」の創刊130周年を記念して行われた。これまで「国華」で紹介してきた日本の美術の流れを、仏像や絵草紙、巻物、襖絵、着物、器などの国宝、重要文化財を含む多数の作品を通じて紹介していた。
 昼過ぎ、帰途について上野駅に向かう途中、西洋美術館の前を通ったが、入場券売り場は長蛇の列だった。早く来てよかった。
●「ブラド美術館展」のパンフレット。

●「アラビアの道」展のリーフレット。

●「名作誕生 つながる日本美術」展のリーフレット。