国立新美術館に「ウィーン・モダン」展を見に行った。今年は日本・オーストリア外交樹立150周年だそうで、19世紀末から20世紀初頭にかけてウィーンで生まれた、絵画や建築、デザインなどの作品を展覧。作品群の中心的な流れは、画家グスタフ・クリムト。ほかに画家エゴン・シーレ、建築家オットー・ヴァーグナー、建築家アドルフ・ロースなど各界を代表する芸術家たち作品が展示されていた。
帰り道、東京ミッドタウンの「21_21 DESIGN SIGHT」の「ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR」を覗いた。アートディレクター浅葉克己が、世界中を旅しながら、各地で様々な人々やモノたちに出会ってきて、「ユーモア」とは、コミュニケーションにおける最も大切な感性のひとつと認識。この展覧会で、グラフィックデザインを通して人々を楽しませ続けてきた浅葉本人が国内外から集め、その活動のインスピレーションのもととなっている資料やファウンド・オブジェとともに、ユーモアのシンパシーを感じているデザイナーやアーティストの作品を一堂に集めたもの。
東京ミッドタウンの芝生には、JAGDA(日本グラフィックデザイナー協会)所属のデザイナー約50人がデザインしたピクニックシートが、敷かれていて、天気も良かったので、家族連れで賑わっていた。
●「ウィーン・モダン」展のパンフ。
●「ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR」のパンフ。
(写真左から)1/撮影オーケーの「エミーリエ・フレーゲの肖像」。2~6/「ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR」の作品。7/家族連れで賑わうピクニックシート。