夢在西安…? 大陸的☆☆生活

中国に留学してみました

中国を旅しよう・最後のひとり旅天国☆

2016年12月14日 | 西安留学生活
そろそろこのブログも締めくくらねばと思いつつ、あ、もう年の瀬?
7月の初めに行った留学生活最後の旅行を、思い起こしつつ綴っていこう。
ひとり旅、楽しかったなあ。あんな旅もうできないんだろうなあ。

海外で自分の好きなように学んで、遊んで、帰ってきたら仕事を探す苦労もなく結婚。これほど恵まれたことってない。おかげさまで毎日快適に、楽しく温かく暮らしている。
だけど、安定と引き換えに冒険を失った。澄み渡る空を見上げながら、西安の白く濁った空気を思い出す。

西安にいた頃は何もしなくても「刺激」が天から降ってきた。今度は自分から何かを始めよう。今を頑張ろう。もう、大人なんだから。

では、旅の話。

今度は甘粛と青海だ!
去年は敦煌まで行った。すんごく良かった。今年はその手前の地域を。
まずは蘭州。出発は7月3日23時くらいの列車だったかな。
ぎりぎりスタジオ行ってレッスンを受けられる時間。お風呂を我慢して、スタジオから直で駅に向かおう。

と思っていたら渡りに船。スタジオで一緒にレッスンを受けている(知る人ぞ知る「ジュモクさん」みたいな顔の)女の子がスタジオの近くに住んでいて、「レッスン受けて汗かいたまま寝台に乗るのはいやでしょう」と、なんとシャワーを貸してくれると言ってくれる。中国人にしては驚きの気づかい。感謝感謝!

ジュモ子ちゃんの部屋は32階建てマンションの31階。
第二線都市とは言え西安はなかなかの都会。城壁まで歩いて3分の、これは一等地のマンションではないか?ベランダから見える夜景は最高だった。ジュモ子ちゃんはタワマンカーストの最上層?あたしはこんな子にあやまんジャパンの振り付けを教えて「ポイポイポイポ……」と踊っていたのか。

聞けば、その部屋はジュモ子ちゃんのおばあちゃんが息子さんから買ってもらったもので、ジュモ子ちゃんと何番目かのおばさん夫婦とおばあちゃんとで住んでいるらしい。寝室からゆっくり歩いてきたおばあちゃん、会話の中で孫になんども同じことを聞くけど、99歳だというのには驚き。

「洗濯してまだ乾いてないけど使って」と、ジュモ子ちゃんはタオルまで貸してくれた。湿っているというより完璧に濡れているタオルをあたしはありがたくお借りして、なぜか横の洗面台のお湯を流し続けないと安定してお湯が出ないシャワーを使わせてもらった。

「もし日本に遊びにきたら、お風呂貸してあげる!」
ジュモ子ちゃんにそう約束して部屋をあとに。おばあちゃんはみかんをくれた。

さあ、西安駅から夜行寝台車で蘭州へ!明日は写真いっぱい載せるよ!

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