大島の空の下で

伊豆大島在住の中年のおっさんのブログです.日々の出来事を綴っていきます.一部は mixiとマルチポスティングしています.

【ラジオ】局型123号

2008-08-08 22:26:54 | Weblog
この時期はオークション好きにとっては見逃せません.多くの人々がPCの前から離れて旅行や帰省をされるため落札金額が安めになるからです. 今日の品も通常は1万円前後が相場ですが3900円で落札できました. (^_^)v


局型123号です. 知ってる人はしっているというラジオです.WW2時代に制定された国策省エネラジオです.すべてのメーカーが同一の筐体・回路で作らされた,ファッショ政治を象徴する物で,大きく分けて前期型と後期型に分けられます.写真のものは後期型と思われます.
後期型の大きな特徴は同調ツマミの位置で,前期型が減速機構を有するのに対して,こちらは物資の節約のためバリコン直結となっています.そのためツマミの位置が前期型より高く,ダイヤル面と同一線上になっています.

この程度のラジオになると鳴るか否かというよりも60年以上昔,現実にあった戦時下の生活を思い起こすトリガになるという点に価値があると思います. 時あたかも8月15日目前.当日までには何とか音を出して脱力しながら玉音放送を聞いた当時の人々を偲べればと思います.

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