写真は今日届いた2冊の本です.
「島々の聖地」伊豆大島編は248ページ.八丈島・八丈小島・青ヶ島・南大東島 編は171ページ,変形A5全ページカラーの
豪華本です.いずれも国学院大学学術資料センター(考古学部門)発行です.
昨年伊豆大島編の存在を知り,発行元に購入方法を問い合わせたのですが個人領布はしていない旨の返答があり
諦めていました.ところが事情を知り尽力してくださった方のおかげで入手できました.しかも無料で!!
島のあちこちには今も小さな祠や石塚などが残っています.
島民が子供のころから親しんでいたこれらの神々は近い将来忘れ去られる運命にあるように思えます.
この2冊はそれらを丁寧に写真(緯度・経度付)に蒐集し可能なものは祀神も記載してあります.
伊豆大島編の監修者である樋口秀司氏は中学生の頃から知る地元出身の教員であり大島のジオパークガイド養成講座の講師でも有った方ですが残念ながら昨年亡くなられました.
神々と深い絆を保って生活している古老たちが鬼籍に入リ始めた現在,このような資料を世に出すことは今後不可能と思われるので大事にすると同時に関心のある方と内容を共有したいと考えています.
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