JS1XQX・サイタマMS118

アマチュア無線・市民無線(CB)・特定小電力無線(特小)、デジタルコミュニティー無線(LCR)

SV2021 顛末記

2021年08月08日 | 日記

SV2021の移動地は前回の記事のような理由から、八ヶ岳最高峰の赤岳に決定しました。

中央道 諏訪南ICを降りて美濃戸口へ。

ここから少しでも登山時間を短縮すべく、その奥の美濃戸へ車を進めます。

ここから先は悪評高きダートコースですが、私のステーションワゴンでも慎重に進めば腹をすることなく到着することが出来ました。

ただし、車高の低いセダンタイプなどでは結構しんどいかもしれません。

SV開始直前の19時 美濃戸着。

一杯やって取り合えず明日早朝の出発に備えて就寝。

当日は5時出発。

天候は問題なさそうで気温も思ったほど高くもなく気分だけは軽快ですが、何よりこのコロナ渦で体脂肪率が上昇してしまっている体が、想像以上に動きが悪くてビックリ。

ルート分岐上の行者小屋につく頃には結構ヘロヘロになってしまいました。

これで果たして頂上まで行けるのか不安でしたが、しばしの休憩と行動食&流動食をチャージして核心部へ突入。

文三郎道へルートを取り、ハシゴや鎖場の急登をヒイヒイ言いながら、阿弥陀岳が大きく見える分岐点前へようやくたどり着きました。

ここから最後の心臓破りの岩場をよじ登ってようやく山頂着。

何度このまま帰ろうかとも思いましたが、大パノラマがそんな思いを吹き飛ばしてくれました。

早速CBをワッチしてみるも、Eスポが浮き沈みしているようで、高所からCQを出そうものなら迷惑をかけそうなのでLCRへスイッチ。

CQを出すや復調が困難なほど呼ばれます。

(LCR=デジタル波のため重複して呼ばれると音声復調が出来なくなることがあります。)

復調が出来ず距離表示だけ241Km出ているので気になっていると、石川県白山移動のいしかわJR900局より、佐渡島のニイガタAA462局が呼んでいるとQSPを頂きました。

呼びかけているとあっさりQSO成立。

この強さならきっと特小でもQSO出来ると思い特小でチャレンジして頂くと、特小でもなんとかQSOすることが出来ました。

今回、CBの方ではタイミングが合わずQSOが出来ませんでしたが、37年前 15歳の少年はこの場所できっと同じドキドキ感を味わっていたのでしょう。

感無量のひと時でした。

CBの方ではEスポ狙いの局になるべく迷惑をかけないように、タイミングを見計らって多くの局とQSOすることが出来ました。

ワッチしているとEスポ層に飛ばすよりもはるかに遠い距離をグランドウェーブで飛ばしてくる局がちらほら聞こえます。

某ポータブル7の局などは、300Km以上グランドウェーブで飛ばしてきてます。

Eスポ大会中なので聞いているよりほかはありませんが。

~ 短観 ~

八ヶ岳はちょっと特異な位置にありますので、飛び方にはちょっと癖があるようです。

関東の都心部方面には大丈夫ですが、神奈川県方面はちょっと弱いです。

北関東から東北南部へはGWDXが狙えます。

西方面は南アルプスが障壁になるのでちょっと苦しいかもしれません。

西方面を狙うには素直に南アルプス、中央アルプスの方が良いと思われます。

山頂は尾根伝いに広いので運用場所には困らないと思います。

山頂付近には山小屋が点在しているので、泊りでじっくり運用するのもおすすめだと思います。


記憶の片隅にあるもの

2021年08月01日 | 日記

かつて月間ラジオの制作誌で、現在のSummer Vacation (SV)の元ともなっている一斉オンエアイベントがありました。

中でも一部のマニアで今も語り継がれているのが、1984年の8.5大移動作戦です。

 

この時は市民ラジオの1メーカーでもあったソニーがスポンサーにもなり、読者移動隊が全国各地に配備されて大賑わいとなりました。

この時、事前に移動告知をしていた局に目を奪われました。

八ヶ岳最高峰の赤岳に移動告知をしていた2局です。

年齢は2人とも、”15才”。

今では高所山岳移動局も多いのですが、当時としてはそんな高所に移動するような局はほとんどなく、同年齢に近い人がそんなところから移動運用するのかと非常に驚いたものです。

(個人情報という概念があまりない時代ですので、住所・氏名・電話番号・年齢など掲載されていました。)

今回、移動地に赤岳を選択したのは、昔から記憶の片隅にあった驚きをふと思い起こしたからです。

15才の少年が2人で運用を行った場所から出てみようと。

そして今回、CBではQSOならず(タイミング合わず)でしたが、特小とLCR(デジコミ)でQSOに成功したのは、奇しくも読者移動隊でにいがたRM3を運用していた、ニイガタAA462局でした。

あれから37年、同じルートで電波が繋がりました。

<出展> ラジオの制作:1984年6~11月号


SV2021 ログブック

2021年08月01日 | 日記

2021年7月28日(日)

・ 長野県茅野市赤岳 (2899m)

<CB> ICB-87R改 (新スプリアス適合機)(500mW) 

1215 イワテB73 55/54 北海道 ※Eスポ

1305 アイチAE114 53/57 長野県木曽郡王滝村御嶽山中腹

1310 ナガノYS21 59/57 長野県上伊那郡箕輪町

1312 ツクバKB927 51/52 茨城県牛久市牛久沼

1315 サイタマEP227 57/54 茨城県つくば市

1318 ホンジョウ01 52/53 埼玉県本庄市

1320 ナガノBN6 59/59 長野県伊那市

1323 ヤマナシTA152 59/58 山梨県北斗市

1325 サイタマAC109 52/51 埼玉県東松山市

1328 サイタマJU926 53/57 群馬県前橋市

1330 サイタマYM518 52/52 埼玉県東松山市

1332 トチギRC845 53/53 栃木県佐野市唐沢山

1345 つくばA3 55/M5 茨城県桜川市

 

 

<特小> DJ-R200D (10mW)

1115 ニイガタAA462 M5/M3 新潟県佐渡市ドンデン山 QRB:241Km

1335 ナガノYS21 M5/M5 長野県上伊那郡箕輪町

1350 ナガノBN6 M5/M5 長野県伊那市

 

 

<LCR> ALINCO DJ-PV1D (500mW)

1050 ナガノYS21 55/M5 長野県上伊那郡箕輪町

1055 イバラキER501 55/M5 茨城県常陸大宮市 QRB:151Km

1100 イシカワJR900 55/55 石川県白山 QRB:145Km

1103 トチギRC845 55/59 栃木県佐野市唐沢山 QRB:118Km

1108 ニイガタAA462 51/51 新潟県佐渡市ドンデン山 QRB:241Km

1118 グンマYB20 M5/M5 栃木県足利市 QRB:104Km

1128 ナガノBN6 59/59 長野県伊那市

1132 イバラキAB110 55/M5 茨城県常陸大宮市 QRB:191Km

1137 トウキョウAB505 55/51 埼玉県比企郡滑川町二宮山

1140 グンマTK429 57/57 群馬県前橋市赤城山

1142 カナガワHL320 59/59 神奈川県丹沢

1145 イバラキ609 55/53 茨城県日立太田市 QRB:215Km

1228 ナガノAA369 51/52 長野県木曽郡木曽町

1230 トウキョウRG110 55/56 長野県上田市美ヶ原

1232 ニイザKH369 53/53 長野県横手山

1245 ヤマナシTA152 59/57 山梨県北斗市

1248 ギフST787 51/52 岐阜県揖斐郡揖斐川町 QRB:184Km

1250 カヌマHM120 52/53 栃木県日光市 QRB:124Km

1255 サイタマJU926 55/55 群馬県前橋市

1257 イバラキSO47 57/52 茨城県桜川市

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※ カタカナ、ひらがな表記の違いはご了承下さい。

※ 固定表記以外は全て移動運用です。(/表記は省略)