気温が上昇するにつれ、ウメさんも航祐も
北側にあるクローゼット兼物置部屋で昼の時間を過ごすようになりました。
私が仕事をしているとその部屋から
コトッ...コトッ...
コトコトッ...コッ...
コトッ...コトッ...コトッ...
何の音?
行ってみると.....
使用時以外はホームベーカリーが入っている箱。
この時はパンを焼いていたため空っぽです。
その箱の中から顔を覗かせる航祐。
航祐くん。そんなところで何をしていらっしゃるのですか?
航祐くん? 何してたの?
へえ~、そうですか... ちょっと箱の中を拝見。
あーーーーー! 発砲スチロールがボロボロッ!
航祐の体にも細かくなった発砲スチロールがたくさん付いてる!
なんてことするの!
おかしな言い訳をするんじゃありません!
ウメさん。アナタの体にも白いものがくっ付いてますよ。
間違いなくウメさんも共犯です。
航祐だけに罪をかぶせようとするなんて...
人間も猫も、女ってズルイ。
1日1回 ポチッとお願い♪
アタシは見てただけよ!悪いのは航祐だってば...
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