昨日、私がTNRした猫が亡くなりました
あるお宅の裏庭へ毎日ゴハンを食べに来ていたシロちゃん
口内炎を患っているらしく口元はドロドロ
昨年夏、なんとか捕獲しようと何度も試みましたが
とても用心深くてどうしても捕獲機に入らず
しばらく期間をあけることに・・・
今年2月中旬になって様子を見に行ってみると
餌やりのお婆さんの足元にスリスリ・・・
でも触らせてはくれないとのこと
以前とは様子が違う
今ならいけるかも・・・
再度捕獲機を置いてみたらあっさり入ってくれました
入ってはくれましたが・・・
以前より口内炎が悪化し痩せています
とりあえず避妊手術のため病院へ搬入
昼過ぎ、病院からTEL
「念のため血液検査したらすごい貧血状態です」
「手術できなくはないけど、どうしますか?」
すごくすごく迷いました
でもすぐ決断し返事をしなくては・・・
「手術してください」
これ以上妊娠と出産を繰り返したらこの子は死んでしまう
そう判断し声を絞り出しました
通常術後の保護は長くて1週間
しかし寒い時期に貧血状態のシロちゃんを外に出したら
きっと寒さに耐えられず弱ってしまうでしょう
ケージ内を暖かく保ち
栄養のあるゴハンを日に何度も食べさせて10日間保護
その甲斐あってシロちゃんは日に日に元気を取り戻し
顔つきもしっかりしてきたため思い切ってリリース
餌やりさんには
「栄養のあるものをたくさん食べさせて」
とお願いしました
その後しばらくは元気にしていたのですが
一昨日
雪の舞う寒い寒い午後
餌やりさんからTEL
「今シロちゃんと裏庭におるんだけど、なんか元気ないんだわ」
「ブルブル震えとるし・・・家に入れてやたいんだけど・・・どうすればいいか・・・」
餌やりさんは80歳のお婆さん
とりあえずキャリーバッグを持って急行
庭にちょこんと座って震えているシロちゃん
それを不安そうに見守るお婆さん
そっと手を伸ばし
シロちゃんをキャリーに入れてやりました
「暖かくしてやってください」と伝え帰宅
昨日朝
餌やりさん宅を訪れると
「シロちゃんがおかしいんだわ!ちょっと見て!」
ぐったりと横たわるシロちゃん
すぐさま病院へ行き急患で診ていただきました
体温が5度まで低下しており非常に危険な状態とのこと
シロちゃんを預け一旦帰宅しましたが
午後3時頃病院からTEL
「シロちゃんが危篤状態です。すぐ来てあげてください」
急ぎ病院へ向かいましたがすでに心停止状態で
心臓マッサージをうけているシロちゃん
シロちゃんは亡くなりました
今日
シロちゃんの亡骸を八事霊園へ
ウチで保護していたとき
リリース直前のシロちゃん
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/15/8d920e433498c4669a94343e3950465c.jpg)
今日、名古屋の最高気温は16.3度
あと1日頑張れば暖かい春を実感することができたのに・・・
こんなに早く逝ってしまうなら
あのままウチで保護していればよかった・・・
手術したことによってあの子の命を縮めてしまったのでは・・・
シロちゃんゴメン
本当に・・・ゴメン・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/85/c37f3c60e88ec9aa291e39d5f2dffc2f.jpg)
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