令和元年12月24日 火曜日
20230930 土曜日 再投稿
久し振りに気になっていた小説を少しだけ読んでみた。
本の半分くらいを読んで途中で読むのを辞めていた。
昨日、最後の”ピクニック~どうし”を読んだ。”どうし”とは?
(動いている屍) と書いてある。残りのページ
は少しなので最後まで読んでみた。
*安楽死*についての考えさせられる小説。
とても大切な事でも考えると空しくなるので
人々はそのことから目を背けている現実。
帚木 蓬生 ははきぎ・ほうせい
九州大学医学部卒業
集英社文庫: 安楽病棟
この本を手に取って・この物語は!?なんとなくでは
あるけれどもあらすじが・安らかに生きつつ・・も
自分の意志ではなく・・何らかの事情により・・・
やすらかに眠りにつける?病棟なのかも?。
そんなかすかな空想を抱きながら読んで・・
なぜか途中でも読みたくなくなった本でもあった。
それでも読む事は大切であると思ったので今年の最期に
高齢化社会での自分たちの生き方を考える為の
道しるべ・・・参考にできたらと思いパソコンの
キーボードをゆっくりとおそるおそる入力をした。
看護大学を卒業して有能な看護の知識・技術・精神。
を備えている人格者でもある彼女が就職先に
選んだのは”認知症の方々が入院をしている病棟”
その病棟での”日々の安らかな生活と家族との
関わり、認知症になる前の元気で過ごされていた
方々への思いやりのある接し方・行動力。
医療での行為で医師の間違いを感じつつも
医師を尊敬するあまりに見過ごしていた事実。
この物語は過去・現在・も現実に行われていない
とは?だれも否定できないことなのかも。
ただ一つ”人間として一番大切な良心”
国の政策で不要な物は切り捨てる?
そのような時代がやって来ているのかも?
大切な人の命を悪魔の心で
正当化している。愚かな政治家達や
独断と偏見を持った愚かな医療従事者?
医療従事者や家族や本人を取り巻く人々の
生きる喜び=死と感じる事ができるのは
やはり”尊厳死”という表現に置き換えた場合に
可能であるような気がする。
*尊厳死*と*安楽死*について時には
考えてみることも大切であると思いました。
安楽死と尊厳死について考えさせられた小説
2023 09 30 再投稿