泳がせアオリイカ調査5(｀・ω・´)南房

何か変だなと思っていたらひとつの釣行記をあっぷするのを忘れていた。そんな訳でいつだったかちょっと前の釣行記。記憶を辿りながらつらつらと。



あるお天気な日


この日も南房へ向かっていた。狙いは熱い時期にも関わらず自分だけはお寒いアオリ釣り。何をやっても釣れないダメ釣行が続き、いい加減ヘナヘナしつつあった。え～随分ヘナヘナですよ。



今日は釣れるかな


内房でやってダメ…南房でもダメ…今度は伊豆でも行ってしまおうかしらと思っていたが、やはりそこはぐっと堪えて南房で。やっぱ南房で釣らなくちゃね。



あっちあっち


現地でいつものようにＳＹさんと待ち合わせ。昼間の明るいうちにあっちの磯を眺めこっちの磯を眺め、場所選定を慎重に行う。場所選定の優先順位は「誰もいない場所」。本当はゆるく堤防でぼけ～っとウキを眺めていたいのだが、今の時期は更に他の釣り人さんも多いので。「泳がせアオリ」は共存しにくい釣りなものでね…ご迷惑をお掛けしてはいけない。



ここでやる


水温も温かい。風も背からで申し分ない。あとはアオリちゃんを軽～く釣ってしまうだけ。さてさて…



いつもの弾


毎度毎度何かしらの工夫をするわけでもなく、いつもの仕掛けにいつものウキ、そして頼みのいつもの弾でちょいと沖目へ投げてやる。

自分の釣りってば何の釣りにしても、「本命がいる場所に行って釣る」というスタイルに根を降ろしているので、テクニックでどうとか仕掛けでどうのとか全然考えなくて。いる場所に行って釣る…だから薄い場所では撃沈という流れになるんですよ、当然ながら。



本日も平穏ナリ


この日はすぺしゃるゲストの有名釣りブログの管理人Ｂ様もお越しになった。こんな毎度毎度釣れるかわからん釣りにお付き合い頂き大変申し訳ない。

このＢ様のそれぞれの釣りに対する探求心と真摯な姿勢は私などは及びもつかない。テキトー釣り＆性格な自分とは真逆、理論に基づいた確かな情報、会話の中で気づかされる点は非常に多い。



釣れませんね


ＳＹさんとＢ様とでウキを眺めるだけの時間は進む。暫く続くそんな時間に飽いたのか、Ｂ様が磯際で楽しい遊びをし始めた。

自分も真似っこして一緒にガサゴソと水遊び。釣れない釣りでは狩猟本能が満たされない。だからコレで穴の開いた寂しい心を少し埋めるであります。



いそっぴ様


実はこの子達、殆どＢ様が獲ってくれた。自分も同じように磯際でカニちゃんを探すのだが、なかなか見つからない。見つけてもすぐに逃げられる。

Ｂ様はいとも簡単に捕まえ、自分とＳＹさんのバッカンに放り込んでくれる。どおもすいませんね…あなた様はカニ獲りの名人です。有難くお味噌汁にして頂戴いたします。

時間は進みいい加減進展の無い釣りに見切りをつけたＢ様は、次の釣れる釣りをやりに第二ラウンドへと旅立った。

本当にアオリが釣れない。居ないのか？

そんな時、ＳＹさんのウキが沈んだ。

ん？きたの？

きたのきたの？

まじきたの？

…

…



さめ


残念でしたな♪俺様を差し置いて釣れてしまったら大変気分が悪い所でしたぞ（笑）

今日もダメかな…もう殆ど諦めかけた夜明け前、沖５０ｍ先でウキがズブりと沈んだ。

きた？きたでしょ…

これはきたくさい。

ゆっくりとリールを巻く…うん、こりゃ本命だわ。でもかなり小さいですな。ＳＹさんにタモで掬ってもらう。



あけましておめでとう


今の時期にこんな小さいオスってありですか…泳がせなのに…泳がせでこのサイズとは。まぁいい、今年初物、釣れてよかったと思いましょう。



…夜明けか


結局この一杯で終了。長い夜は微妙にブスブスと燻りつつ終わりを告げた。



お刺身で食べよう


もう一度くらい来てみたい。早くしないと時期が終わっていまいますので。

あ、そういえば一応７連敗でストップかな。よかったよかった。

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本日の釣果
アオリイカ様　１杯