藤沢周平氏の読書記録などを、書いて置こうとしたのだが
古い読書メモが出てきた。
〇1982年昭和57年12月4日購入
「官僚たちの夏」城山三郎著
「積木くずし」 穂積隆信著
「気配りのすすめ」鈴木健二著
なんと、三冊同時に購入している。
どれも話題の本だった。
購入欄に新聞の切り抜きが貼ってある。
そこには「積木くずし」は、家庭の悲劇を赤裸々につづったもので
9月下旬で60万部を超している。
「気配りのすすめ」は、豊かな体験に基づく実践的処世訓で
40万部を超す人気と、ある。
およそ30年も前の、ベストセラーである。
思い起こせば、仕事に追われていた頃である。
徹夜続きで、家に帰っても風呂に入って、着替えて軽く食事をしたら
職場に戻る生活であった。
それが当たり前と思っていたし、苦にも感じなかったのだ。
月刊誌に掲載される藤沢周平作品を、追っかけていたのもこの頃。
当時の、上司・同僚・部下も、黄泉の国に行かれている。
秋の性かナ~・・・、もの悲しさが・・・
一杯やって寝るかナ