残照亭の日日

残り少ない日々、自分の日常や古い話などを時々書きます。
故「藤沢周平」のファン。思い出の作品などを書いてます。

藤沢周平⑮~寒梅忌~の思い出

2023-10-08 | 藤沢周平作品

藤沢周平氏が亡くなったのが、1997年1月だった。

三年後の2000年に、「藤沢周平を偲ぶ第一回寒梅忌」が、故郷鶴岡で開かれた。

2019年20回目を期して「寒梅忌」は終了した。

愛読者や教え子を中心とした集まり「藤沢周平文学愛好会」も、今年(2023年)解散

された。

鶴岡には「藤沢周平」の集まりは、もうなくなったのだろうか?

例えば「記念館」あたりが声掛けして、愛好会のようなのを立ち上げてくれれば

いいのになぁ、などと思う。

「寒梅忌」の打ち合わせには、二度出席させてもらった。

「~10年後をめどに、記念館の建設計画がありますから」という議題が出ていた

頃であるから、随分前のことだけど。

全国には、今も藤沢ファンが沢山いて、読書会を開いている所もあると聞く。

中には、それなりの会費を頂いている所もある、とこれは噂話。

ところで20年続いた「寒梅忌」に、ご遺族の奥様・むすめさん夫婦は

ほとんど出席されなかったようだが、何か訳ありだったのだろうか?

秋の夜長「藤沢周平先生の新作」にお目にかかれないのが、残念だ。

さぁて、なにか藤沢小説を読みながら、ラグビー観戦するかナ・・・