残照亭の日日

残り少ない日々、自分の日常や古い話などを時々書きます。
故「藤沢周平」のファン。思い出の作品などを書いてます。

カスハラ

2024-09-05 | 日記

  だからね、この値札、ホラちぎれててね、なんぼなのか

  分からんでしょ、ホラね、貴方にも見えてるでしょ、これ

  それにね、このTシャツ、み~んなバラバラになっててね

  汚いでしょ、ちゃんとね、並べるのが・・ね、貴方たちの

  お仕事でしょ、何もね、私はゴネたりしてるんじゃな~いの

  ね、分かるでしょ

 

先日、デパートの紳士物売り場で、何やらごちゃらごちゃら言ってる

小奇麗な親父、声こそ荒げていないが、所謂ネチネチと・・・

買わなくて良いから、出ていけッ、この厭味ったらしいオヤジめ

と言いたいが、私はただの通りすがりのおきゃくさま

ネチネチ親父のネチネチ語を聞いていたが、だんだん腹が立ってきた

いい加減にしろッ、と前に出かかった所に、役職者とおぼしき男性が

「お客様、ご迷惑をおかけしてますようで、こちらでお話を」とかなんとか

言って、売り場から離れた職員用出入り口みたいな方に、連れて行った

売り子は、まだうら若き乙女(昭和風表現)、我々世代の娘なら

涙の一つも見せているかと思うが、さにあらず、平然と仕事に戻っている

お見事、店員さんも強くなったナ(これも昭和風表現)