残照亭の日日

残り少ない日々、自分の日常や古い話などを時々書きます。
故「藤沢周平」のファン。思い出の作品などを書いてます。

慰問

2024-09-14 | 日記

知人の腹話術師に誘われ、高齢者施設への慰問参加

報酬は、ペットボトル一本だけ

こっちも勉強の場を提供して頂いているのだから、有り難い

参加者(聴衆)は、80代後半から90代

今回で三度目の私も、少し要領を分かって来た

いわゆる"まくら"の部分で、くすぐりを入れ反応を見て

話す内容や速さを、聴いてる人たちに合わせる

聴いてる人は、もうすぐ私が到達するであろう年齢の方たち

もしかしたら、同い年の方もいるかも知れないナ

「皆さんと年齢が近いので、今日は同窓会かクラス会気分ですヨ」と

振ってみた・・・、一斉に表情がなごむ

"道ですれ違う町内の住人の会話の場面を、「講談」「落語」「浪曲」で

演じ分けて見せた"・・・思った以上に、受けた。

今度から使いそうだ

持ち時間は15分と短いが、こっちも緊張しながら楽しめた

施設側から「またぜひお願いします」と言われたそうだ

帰り際、入所者(聴き手)の数人が見送りに出てくれ「楽しかった」と

何度も言ってくれた

こんな駆け出しの素人芸に喜んでもらえるとは、"頑張る力"になった

少し、練習量を増やそうかな・・・、と帰り道、心地よく思った日だ