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『男はつらいよ 寅次郎かもめ歌』 1980年日本

2021年11月10日 22時09分00秒 | ■映画・ドラマ
    "男はつらいよ 寅次郎かもめ歌"


先日、BSテレ東で放映していた『男はつらいよ 寅次郎かもめ歌』を観ました。

-----story-------------
北海道江差市でテキヤ仲間、シッピンの常の死を知った「寅さん」は、奥尻島へ墓参りに行く。
そこで「常吉」の娘「すみれ(伊藤蘭)」と知り合い、定時制高校に通いたいという望みを叶えるために、柴又へ連れ帰る。
しかし、似顔絵の誘拐犯と間違えられて、「青山巡査(米倉斉加年)」が出動する大騒動に。
「さくら」「博」の温かい協力を得て、「すみれ」は猛勉強して無事入学を果たすが、保護者気取りの「寅さん」は、連日学校に付き添って出かける始末…

「キャンディーズ」「伊藤蘭」が、自分の境遇を乗り越えて、懸命に勉強をして、幸せをつかもうと努力をするマドンナ「すみれ」を好演。
定時制高校の教員に、二代目おいちゃんを演じた「松村達雄」
定時制高校に通う生徒たちと先生の交流と、その居心地の良さに入学願書を出す「寅さん」の向学心。
「すみれ」の恋人に「村田雄浩」、朴訥とした演技が強い印象を残す。
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1980年(昭和55年)に公開されたシリーズ第26作… 「土曜は寅さん!4Kでらっくす」で毎週、シリーズ作品が観れると思うと愉しみですね。


「寅さん」が旅先で見る夢で「寅さん」は、代官の命令で、天狗様への人身御供になった「おさく」の代わりにつづらに入り、悪だくみをしていた代官たちを捕まえ、「おさく」の生き別れの兄だと名乗り出る。


商売で訪れた北海道の江差で、テキヤ仲間の「シッピンの常」が病死したと知った「寅さん」… 墓参りに奥尻島を訪れた「寅さん」は、「常」の娘「すみれ」と出会う、、、


東京へ出て働きながら勉強したいという「すみれ」の願いをかなえるため、「寅さん」は彼女を連れてとらやへ帰って来た… スーパーで働きながら定時制高校へ通うようになった「すみれ」に、「寅さん」は父親代わりになって世話を焼くが・・・。



今回の「寅さん」の恋は、男女間のものではなく、疑似的な父娘の恋でしたね… 心配なのはわかるけどね、でも、ここまで介入されると困るだろうなぁ、、、

自分は自由に生きているのにね、娘のことは自由にさせることができないんですよね… まっ、このあたりは程度の差はあれ、世間一般と同じかな。

本作品で、遂にb>「さくら」と「博」は、マイホームを手に入れていましたね… でもね、新築祝いの2万円を「源公」から無理矢理借用しちゃっていましたからね、、、


ダメだよなぁ… まっ、これが「寅さん」らしいっちゃ、らしいのかな。




-----staff/cast-------------
監督:山田洋次
脚本:山田洋次
   朝間義隆
原作:山田洋次
企画:高島幸夫
   小林俊一
製作:島津清
制作補:佐生哲雄
撮影:高羽哲夫
美術:出川三男
音楽:山本直純
録音:鈴木功
   松本隆司
照明:青木好文
編集:石井巌
助監督:五十嵐敬司
スチール:長谷川宗平
出演:
 渥美清 車寅次郎
 倍賞千恵子 さくら
 伊藤蘭 すみれ
 下絛正巳 竜造
 三崎千恵子 つね
 前田吟 博
 太宰久雄 社長
 佐藤蛾次郎 源公
 中村はやと 満男
 笠智衆 御前様
 村田雄浩 菊地貞夫
 松村達雄 林先生
 米倉斉加年 青山巡査
 あき竹城 スルメ工場のおばさん
 関敬六 テキ屋の忠さん
 杉山とく子 国勢調査のおばさん
 林家珍平 隣家の主人
 梅津栄 中年の生徒
 伊藤敏孝 若い先生
 光石研 生徒
 吉田義夫 代官








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