▲昨年のサウジCで2着だったウシュバテソーロ(右)
今日は1着賞金が話題の海外GⅠサウジCを検討してみます。
去年も血統を頼りに予想をしてみましたが、結果は、差し追い込み競馬で、日本馬のウシュバテソーロが2着、狙っていたナショナルトレジャーは4着でした(〇数字はJRA馬券発売の単勝人気順)。
1着 セニョールバスカドール ⑥
2着 ウシュバテソーロ ②
3着 サウジクラウン ⑧
血統傾向から去年はミスタープロスペクター系の馬を主軸にしましたが、去年の上位3頭の血統を見ても、やはりミスプロ系が合う感じです。
※サンデー系= 、ノーザンダンサー系= 、ミスプロ系= 、
ナスルーラ系= 、ロベルト系=
・セニョールバスカドール:父Mineshaft(A.P.Indy)/母父Desert God(Fappiano)
・ウシュバテソーロ :父オルフェーヴル(ステイゴールド)/母父キングカメハメハ(Kingmambo)
・サウジクラウン :父Allways Dreaming(Fappiano系)/母父Tapit(A.P.Indy系) 去年のブログに準じて過去の血統傾向を探っていくと長くなってしまうので、以下をご覧ください。
一応今年もミスプロ系の馬(父・母父)にまず着目するのが手順と思います。拾ってみると、浮上する馬は以下のようになります。
〇アルムスマク:父Night Of Thunder(Duawi)/母父Sadler's Wells系
〇ファクトゥールシュヴァル:父Ribchester(Gone West系)/母父Storm Bird系
〇インテンスフォーミー:父Fortify(Forty Niner系)/母父Halo系〇ラトルンロール:父Connect(Smart Strike系)/母父Storm Bird系
〇ロマンチックウォリアー:父Acclamation/母父Street Cry(Machiavellian)〇ウシュバテソーロ:父オルフェーヴル/母父キングカメハメハ(Kingmambo)
〇ウェイトトゥエクセル:父Postponed(Duawi)/母父Danzig系〇ウォークオブスターズ:父Duawi(Seeking the Gold系)/母父Street Cry(Machiavellian)
〇ウートンサン:父Wootton Bassett(Gone West系)/母父Primo Dominie(Nearco系) 細かいことを言うと、日本馬のフォーエヴァーヤングなどにもミスプロの血脈がクロスしていますが、数が多くなると焦点ぼけするので省きました。
参考までに宮田式バイオリズムのよさげな馬も拾っておきましょう。
・インテンスフォーミー 8・2・3・2
・ラムジェット 5・0・2・2
・ロマンチックウォリアー 18・3・0・2
・ウォークオブスターズ 4・4・3・4
稀代の名馬ロマンチックウォリアーが参戦してきて、砂でも走るのかがポイントです。芝でしか走ってこなかったので適性は不明ですが、血統的に全然ダメということもない感じです。常識的には3着までかなと思いますが、ここでも他馬を蹴散らす競馬を見せるのかどうか。芝ダート兼用という意味ではエルコディゴもいますが、こちらは能力の高さは織り込み済みなので、あとは馬場が合うかどうかです。日本馬も現状では上位クラスの4頭が出て来て楽しみです。前走の東京大賞典の結果からはフォーエヴァーヤングが一番手ですが、血統的には去年2着のウシュバテソーロも負けていません。昨年の雪辱を果たせるかどうか。あと、英国からUAEに主戦場を移して上昇中のウォークオブスターズも、先月のダートGⅠを制していて、注目の一頭です。
好メンバーがそろって目移りしますが、中心は日本馬のフォーエヴァーヤング、対抗も日本馬のウシュバテソーロで日本馬の1・2着に期待します。フォーエヴァーヤングの血統図は以下のとおりで、
ミスプロの血脈が父系にも母系にもクロスしています(4×4×5)ので、おおまかにとらえてこのレースの血統傾向から外れていないと思われます。あとは8歳のウシュバテソーロが追い込みを決められるかどうか。以下、上に名前の挙がった馬たちの他ではラトルンロールに、大穴でインテンスフォーミーを加えてみます。
まとめてみると、
◎フォーエヴァーヤング 〇ウシュバテソーロ ▲ウォークオブスターズ △インテンスフォーミー……
で、3着ヒモ荒れに少し期待します。
本日もお読みいただきありがとうございました。朝から北風がビュービュー唸って真冬に逆戻りですが、今日もどうか暖かくしてお過ごしください。