天気予報によると、金曜から土曜にかけては雨か雪のようです。土曜になって天候が回復したとしても、馬場は良まで回復しないでしょうね。重馬場で走る馬をしっかり選べるかどうかが土曜のポイントになりそうです。
今日は土曜の東京のメインと中京を少しだけ、レースの構図を検討してみます。東京の11Rには3歳牝馬のデイリー杯クイーンCが組まれています。去年2022年の2着馬は二冠馬スターズオンアースでしたし、その前年の1着馬は秋華賞を獲ったアカイトリノムスメでした。2019年の勝馬はクロノジェネシスですから、クラシックに絡む大物が潜んでいるかもしれない注目のレースです。
*阪神の間違いでした。お詫びして訂正します。
デイリー杯クイーンカップの特別登録馬情報【2023年2月11日東京11R】 | 競馬ラボ (keibalab.jp)
デイリー杯クイーンカップの過去10年データ、好走馬一覧(2023年2月11日東京11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)
メンバーを見渡すと、まず暮れのGⅠ阪神JFを走った4頭に目がいきます。中でも、同レース3着のドゥアイズは、GⅢ札幌2歳Sも2着に入っていて、実績的には抜けていますので、ここでは最有力の存在です。5着のミシシッピテソーロは、キタウイングが勝った前走フェアリーSで0.6秒差の7着でしたので、これは人気落ちしそうですが、馬場が悪化すれば、ダノンバラード産駒だけに怖い感じがします。あとの2頭は人気になりながら惨敗し、今回が再起戦となりますが、2番人気で12着に敗れたモリアーナは、8月札幌のコスモス賞ではドゥアイズに勝っていますから、まだ見限れませんし、3番人気で15着だったウンブライルはステルヴィオの全妹ですから、これもまた軽視は禁物でしょう。
その他では、前走フェアリーSの4・5着のブラウンウェーブとリックスター、赤松賞3着のウヴァロヴァイトらがいますが、連に絡むには少し足らない印象です。それならば、新馬勝ち、未勝利勝ちの馬の方が狙い目かもしれません。1戦1勝で臨むイングランドアイズは2000mの新馬戦で勝ってきましたが、父がKingmanなら(シュネルマイスターがそうですが)距離は1600mの方が断然向きそうです。もう一頭、12月に未勝利勝ちしたアンリーロードについても、新馬戦で敗れた相手のライトクオンタムがシンザン記念を完勝していますから、この馬もそこそこやれそうな感じがします。あと未勝利勝ちとしては、新馬でイングランドアイズの2着だったハーパーやアパパネの娘アスパルディーコもいますがどうでしょうか。むしろ馬場悪化で気に留めておかなければならないのは、ダートを転戦して2勝しているニシノカシミヤかもしれません。
ということで、今の時点では、1番人気が予想されるドゥアイズを中心視しつつも、馬場が悪いと、もしかしたら同馬が届かずに4着以下に沈むシーンがあるかも知れません。阪神JFが世代最強牝馬の集まりだったとすれば、代わりはこの組から抜擢すると妙味がありそうです。相手は太字の馬たちを含めて手広くいきたいと思います。
一方、中京11R洛陽Sもマイル戦ですが、こちらはハンデ戦でもあり、中心馬不在の混戦模様です。
洛陽ステークス【2023年2月11日阪神11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)
トップハンデ57.5㌔のピースオブエイトや、次位ハンデ57㌔のオニャンコポン、シャイニーロックらをそれなりに評価しつつも、ここは軽ハンデの馬から入るべきかなと考えています(みんなそう考えるでしょうけれど)。となると、GⅠ秋華賞で先行して7着だった4歳牝馬サウンドビバーチェの54㌔は魅力です。チューリップ賞では4着でしたが、マイルは5戦して1着2回、2着1回です。2000mの紫苑Sでスタニングローズの2着に粘っていますが、好相性の距離はむしろマイルかもしれません。未勝利戦とはいえ、一応重の中京1600で勝っていますので、今回予想される重馬場も大丈夫でしょう。当日人気を被って、よもやの一番人気になってしまうのでは、という点だけが心配ですが、相手はダート転戦組などを含めて広くいきたいと思っています。
明日は土日のその他の狙いのレースを検討したいと思います。今日もお読みいただきありがとうございました。週末に向けてがんばりましょう。
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