Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

日曜阪神 阪急杯の展望

2023-02-21 | 予想

 最初に訃報を。昨日漫画家の松本零士さんが今月13日に亡くなっていたことがニュースになっていましたが、競馬界でも、2005年の高松宮記念を勝ったアドマイヤマックスが12日に事故で亡くなっていることがわかりました。さらに、もう一頭、1993年のダービー馬ウィニングチケットが、先週の土曜18日に死亡していたことを知りました。ビワハヤヒデ、ナリタタイシンらとともに「三強」と言われた30年前、私は競馬については、まだ右も左もわからない頃でしたが、柴田政人騎手が乗ってダービーを獲ったレースをテレビで見ていた記憶があります。本ブログのタイトルとも重なる同馬。33歳の大往生でした。哀悼するとともに、関係されてきた皆さんにお悔やみを申し上げます。

ウイニングチケット33歳大往生 93年クラシック「3強」は天へ…― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル

ウイニングチケットの訃報に柴田政人元騎手「本当にありがとうと伝えたい」 - サンスポZBAT! (sanspo.com)

 

 さて、今日は、日曜阪神11RのGⅢ阪急杯のレースを展望してみます。来月のGⅠ高松宮記念の重要な前哨戦と言われていますが、距離が1400mと、少しだけ長いことが本番とどう関係してくるか。今回の出走予定の馬たちは、どちらかというと距離的にはマイル寄りの馬が多く、1200専科の一線級の馬たちは他をステップにしている感じをもちます。

阪急杯【2023年2月26日阪神11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 出走メンバーを見ると、芝1400mに無類の強さを誇ったダイアトニックが引退し、その同馬に12月の阪神Cでハナ差で敗れたグレナディアガースがいるとなれば、これは文句なしの首位候補です。単勝が1倍台になるかもしれません。普通に考えれば、ここはグレナの相手探しのレースです。問題は、その相手が接戦というか、どんぐりの背比べの様相です。3連勝中の4歳馬アグリ、セントウルSで4着のダディーズビビッド、昨秋のスワンSでダイアTの3着に来たルプリュフォールらが候補でしょうが、いずれも決め手を欠く印象です。ほかに近走不振の実力馬としては、2021年の阪神CでグレナDと接戦の2着したホウオウアマゾンと、同年の阪急杯でレシステンシアの2着に入ったミッキーブリランテがいて、両馬の「復活劇」もなくはないでしょう。特にミッキーの方が連に絡めば馬券的妙味は大きくなります。あと、去年の4着馬リレーションシップや、追い込み一手のラルナブリラーレの突っ込みなども警戒は必要ですが、これらはグレイイングリーンとともに3着に届くかどうかでしょう。ここ数年、1年おきに二桁人気馬が連に絡んでいるレースで、今年は連に絡む年なので、是非、波乱を期待したいところですが、下位人気が予想される馬に穴を開けそうなのがいるかどうか。別定戦でなくハンデ戦なら、この距離得意のメイショウチタンの狙いもたちますが……。

阪急杯の過去10年データ、好走馬一覧(2023年2月26日阪神11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 二番煎じの昨日のバイオリズム論では、ダディーズビビッドとラルナブリラーレが◎で、グレナディアガースの戦績3・3・2・4は、数字上は完結していて(3+3=2+4)、一番人気になれば危険な人気馬ということになりますが、果たしてどうなるでしょうか。今日の段階では、盤石に見えるグレナよりも、前走より1㌔減で走れるダディーズビビッドの末脚に連の期待をかけてみたいと思います。

 今日もお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 


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