今年もいよいよ大晦日です。昨日の続きで今日は今年のJRA重賞競走の世代比較をしてみます。本日はダート編です。昨日の芝編は前半半年でしたが、ダート重賞の数自体が少ないので、今日は一年間を通して振り返ることにします。終盤には3歳世代も参戦してきます。
昨日同様、以下はダート重賞で世代最先着を果たした馬の着順の一覧です。もちろんですが、3歳限定戦は外してあります。なお、〇数字は着順、ーは出走なしを示しています。
2024年JRAダート重賞の世代別成績(世代最先着馬の着順)
3歳 4歳 5歳 6歳 7歳 8歳以上
GⅡ 東海杯 ② ⑨ ① ⑯ ⑭
GⅢ 根岸S ① ⑤ ⑦ ⑥ ④
GⅠ フェブラリーS ⑦ ② ① ④ ⑥
GⅢ マーチS ② ① ⑦ ④ ⑨
GⅢ アンタレスS ー ④ ① ③ ⑦
GⅢ 平安S ① ② ③ ⑦ ー
GⅢ プロキオンS ー ① ③ ② ⑪ ⑤
GⅢ エルムS ー ② ① ⑥ ⑦ ー
GⅢ シリウスS ー ② ③ ⑤ ① ー
GⅢ みやこS ① ② ④ ⑤ ⑮ ⑬
GⅠ チャンピオンズC ⑥ ③ ② ① ④ ー
GⅢ カペラS ① ⑮ ② ⑩ ー ー
勝利数 2 3 2 4 1 0
交流重賞も対象に加えないといけないと思いますが、地方馬までは手が回らないので、一応この結果を受けて推察すると、前半戦で3勝した6歳世代が、秋以降は1勝(GⅠチャンピオンズCのレモンポップ)にとどまったのは、端的に4・5歳世代の「成長」に凌駕されたのではと推測しています。出走数もありますが、4歳と5歳では、連対数を考えても、4歳世代が少し優勢に見えます。注目すべきは明け4歳の現3歳勢でしょう。さすがにGⅠでは跳ね返されましたが、古馬に混ざってみやこSとカペラSを勝ったのはこの世代の力の証しととらえてよいように思います。芝に比べると、ダートは年長馬が走るような印象もありますが、予想としては、年明け後は、明け4・5歳がダート戦を牽引していくととらえています。特に明け4歳勢に期待します。
ということで、いよいよ今年も今日で最後です。本日もお読みいただきありがとうございました。来年は少し大きめの馬券を当てて、ブログに「武勇伝」が書けるような一年にしたいものです。インフルもはやっているようです。どうか暖かくしてお過ごしください。よいお年を。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます