※エリカリーシャンの持ち時計が欠落していたので付け加えました。
岸田さん、(急に)「過去2年の税増収分を国民に還元する」とか言い始めましたけど、これって明らかに「選挙目当て」ですよねぇ。前は法人税を下げて、その分を賃金アップに反映させる(させてくれー!)なんて、まるで「経済オンチ」なことを言ってたんですから。日曜の補欠選挙が1勝1敗だったんで解散戦略は打てなくなったというのがもっぱらの評判ですけど、これって、まだ解散する気があるってことですかね。それとも、引っ込みがつかなくなってしまって、体裁だけ繕うってことですかね。いずれにしても、「増税メガネ」って言われるのがよっぽど応えるらしいので、私的には、今日からは「減税メガネ」って呼んであげますよ(笑)。それとも、「バラマキメガネ」の方がいいですかね。
「“増税メガネ”と言われたくないだけ」“所得税減税”に街の声、与党内、財務省からも…【news23】 | TBS NEWS DIG (1ページ)
世間の評判に右往左往する総理大臣でも総理が務まるんですから、そのかぎりでは、日本は平和で「いい国」だと思いますよ。競馬ができるのも平和であればこそですから、戦争なんか絶対やったらダメだし、そういうのにつながることも一切すべきじゃありません。
……なんて、本旨と関係ない前置きが長くなりましたが、今日は土曜の2歳戦アルテミスSを検討してみます。近年は暮れの阪神JFとも縁の深いレースになっています。
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2歳は戦歴が浅いので、まだ実力比較が難しい面が多々あります。まずは持ち時計の確認から初めてみようと思います。
1)持ち時計
過去10年のこのレースの勝ち時計を見ると(稍重が1回で、あとはすべて良馬場施行)、平均1分34秒48、上がり脚の平均が33.69秒です。去年2着のリバティアイランドは(1着のラヴェルと同タイム)1分33秒8(上がり33.3)、2020年の1着ソダシが1分34秒9(同33.9)ですので、2歳のこの時期とはいえ、1分34秒台では決着しそうです。今回の主な出走馬の持ち時計と上がり脚は以下のようになっています(〇数字は人気順です)。
・エリカリーシャン 23/08/26新潟 良 新馬 ⑤1着 1分49秒2 34.9
・サフィラ 23/09/30阪神 良 未勝利 ①1着 1分47秒9 33.7
・シュシュトディエス 23/09/17中山 良 新馬 ①1着 1分38秒4 34.4
・ショウナンマヌエラ 23/08/27新潟 良 新潟2歳S ⑩2着 1分34秒0 34.2
・スティールブルー 23/08/26新潟 良 新馬 ③1着 1分36秒4 32.9
・チェルヴィニア 23/08/12新潟 良 未勝利 ①1着 1分46秒9 33.0
・ニシノコマチムスメ 23/08/05新潟 良 新馬 ②1着 1分36秒7 33.5
・ミエノブラボー 23/09/18中山 良 未勝利 ④1着 1分35秒4 34.7
・ライトバック 23/08/13新潟 良 新馬 ①1着 1分50秒1 32.8
・ラヴスコール 23/08/19札幌 良 新馬 ①1着 1分31秒1 34.8
これを過去3年の3着以内馬の前走の時計と比べてみます(□は着順です)。
<22年>③1⃣ラヴェル 22/07/10小倉 良 新馬 ①1⃣ 1分49秒5 34.4
①2⃣リバティアイランド 22/07/30新潟 良 新馬 ①1⃣ 1分35秒8 31.4
⑥3⃣アリスヴェリテ 22/09/24中京 良 野路菊S ⑤2⃣ 2分00秒5 34.1
<21年>⑦1⃣サークルオブライフ 21/09/20中山 良 未勝利 ③1⃣ 1分35秒4 35.4
②2⃣ベルクレスタ 21/08/01新潟 良 未勝利 ①1⃣ 1分35秒6 33.8
⑧3⃣シゲルイワイザケ 21/10/03中山 良 サフラン ④3⃣ 1分36秒2 33.8
<20年>①1⃣ソダシ 20/09/05札幌 良 札幌2歳 ②1⃣ 1分48秒2 36.7
②2⃣ククナ 20/08/23札幌 良 未勝利 ①1⃣ 1分30秒8 34.4
③3⃣テンハッピーローズ 20/10/04中山 良 サフラン ③2⃣ 1分35秒4 34.5
新馬戦でボンドガールに屈しましたが、チェルヴィニアが時計的にいい感じです。ノッキグポイントの妹ですし、人気にもなりそうです。あと、新潟2歳Sで逃げ粘ったショウナンマヌエラも逃げてこの時計ですから、侮れないと思います。
2)血統
父ディープインパクトと父キンカメ系(ドゥラメンテ)に近年は父エピファネイアが分け入っている印象です。今回エピファネイア産駒で唯一参戦するエリカリーシャンはちょっと気にしておいていい存在です。
3)JRAホームページのデータ分析
JRAのホームページのデータ分析で強調されているのは、①馬格と誕生月(450㌔以上、1・2月生まれ)、②距離実績と末脚(1400m超・上がり上位2位以上)、③キャリア2戦以内、などです。(データ分析:アルテミスステークス 今週の注目レース JRA)
①についてマイナスなのは、馬体重で、サフィラ、シュシュトディエス、スティールブルー、ニシノコマチムスメ、ラヴスコールの5頭、誕生月で、エリカリーシャン、トーアアイギス、ミエノブラボーの3頭です。②では、エリカリーシャン、ショウナンマヌエラ、トーアアイギスが減点です。
消去法で残るのは、チェルヴィニアとライトバックです。この2頭が主軸候補でいいんじゃないかと思います。人気になるのは、前者のチェルヴィニアの方でしょうから、後者のライトバックの方を推したいです。前走は直線でなかなか進路が定まらず、負けていてもおかしくない展開でしたが、上がり32秒台の時計できっちり差しきれたあたりに能力を感じます。リバティアイランドのような豪脚とまではいきませんが、うまく外に出せれば、去年ラヴェルが勝ったように、今回人気になるチェルヴィニアを置き去りにできるかも知れません。当然、ショウナンマヌエラの前残りには要注意ですが、3着あたりに何かもう一頭中位人気以下の意外な馬が絡んでくるかもしれません。上で「減点」だらけだったエリカリーシャンのがんばりにも期待したいところです。
ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。今日はにわか雨があるかもしれないとのことなので、早めに外作業を済ませて、一杯やりますか。みなさんのご無事を祈ります。
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