土曜日は個人的には阪神11R天王山Sで久しぶりに大きな馬券が当たりました。自慢話をするつもりがなくても、頬が緩んでしまうのですが、宮田式馬券術をふまえてあらためて考えてみると、実は枠番の筋を読み違えていた感じもありますし、たまたま当たって、そのまま結果オーライで済ませてしまうと、今後スタンスが乱れたときに「冬の時代」に逆戻りということになるかも知れませんので、今日はこの日の流れをふりかえってみたいと思います。
まず、この日の枠番の出目と枠人気(小さな数字)、馬人気(〇数字=単勝人気)を、1Rから順に並べてみると、11Rの天保山Sを迎える前の10Rまでの経過は以下のようでした。Rの太字は三連複万馬券のレース、下線はウラ人気馬(同枠の人気のない方の馬)が出た枠人気です。ちょっと見づらくてすみません。
〇 1R 15・81・74 ③・⑥・⑤ 三連複26,940円 三連単145,960円
〇 2R 33・45・82 ②・④・①
〇 3R 72・14・47 ⑥・⑤・⑧ 三連複39,150円 三連単172,430円
〇 4R 23・34・15 ⑤・④・⑦
〇 5R 45・63・37 ④・③・⑦ 三連複12,220円 三連単 70,000円
〇 6R 65・83・51 ⑤・③・①
〇 7R 81・22・22 ①・②・③
〇 8R 31・53・46 ⑩・④・⑤ 三連複55,640円 三連単568,640円
〇 9R 41・65・13 ②・⑩・④ 三連複26,410円 三連単105,550円
〇10R 53・62・14 ⑧・②・④ 三連複14,270円 三連単102,120円
この日、10Rまでの枠番の流れをどう読むかは、難解だったと思います。前半戦は147枠が強く出ていましたが、中盤になって途切れましたし、それでは、36枠の方が強く出ていたかというと、それも微妙なところでした。11Rを迎える前の心境としては、途中で途切れた147枠よりも連続している36枠の方が無難かなぁ、という読みで、6枠か3枠に狙い定めることにしたわけですが、12Rが枠連4-7で決まったところからすると、147枠の方が強勢と見る方が正解だったのかも知れません。
147枠で軸馬を選ぶとなると、枠の1番人気だった7枠にはサトノテンペストがいて、ふつうの日なら軸馬としてふさわしい1番人気の馬でしたが(結果は4着)、あとは波乱枠である7・8番人気の1枠と4枠の馬です。この日は、10レースまでで三連複万馬券が6回出現する波乱の日でしたから、サトノテンペストを軸にするのは逆に危ない感じがしていましたが、かといって4枠のメイショウダジンは、穴馬候補として意識はしていましたが、2021年以降連絡みのない、単勝10番人気の馬ですから、軸馬とするには少々勇気のいるところです(この日の「わたり」=馬人気の緑〇数字を追うと、⑥⑦⑧⑩⑩⑧ですから、これに後押しされて思い切って10番人気の同馬を軸に据えるべきだったのでしょうが)。
結局、メイショウダジンは相手までで、36枠の人気のない方の3枠ベルダーイメル(7番人気)から入ることにしました。結果、11Rはご承知のとおり、1着メイショウダジン、2着ワルツフォーラン、3着ベルダーイメルとなり、
〇11R 48・85・36 ⑩・⑧・⑦ 三連複119,110円 三連単1,211,280円
の高配当馬券となりました。なお、このレースは258枠が枠人気ですべて5番人気以内に収まるケースでしたので、「例の法則」に従って(こだわって)一番人気のない枠(今回は8枠が該当)の馬から入るというのも結果的には「正解」でしたが、この日の阪神競馬は258枠を強勢とは見なせない日でしたので、この手を使って馬券が獲れても、やはり結果オーライの域を出ないかも知れません。「正解」は何通りかあると思えば、まあ別によいのですが、今後の馬券術向上のためには、1番人気のなかった4枠のメイショウダジンをビシッと中心馬に据えられる胆力が必要だったのでは、と振り返っているところです。
さて、早くも水曜。日曜は東西ともにメインレースにハンデ戦が組まれているので楽しみです。また、大きな馬券を獲りたいものです。本日もお読みいただきありがとうございました。週末に向けて今日もがんばりましょう。
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