フェブラリーＳ 調教まとめ

　いよいよ今年最初のＧⅠレースが近づいてきました。今日は日曜フェブラリーＳに出走する馬たちの調教や調子を伝える記事を集約してメモ書きしてみます。その前に、先週の反省をかねて、共同通信杯の記事でまとめた主な馬の寸評とレース結果を見ておきます。

＜東京・共同通信杯＞

〇コレペティトール：調教タイムもよく、調子は上がり目。人気馬たちに一泡吹かせるだけの出来にある。⇒7着

〇タスティエーラ：脚力断然の追い切りを見せ、能力を誇示。去年の勝馬ダノンベルーガを想起させる。⇒4着

〇タッチウッド：大型馬で迫力のある追い切り。調子はよいが、前走楽勝して臨む一戦だけに、果たして。⇒2着

〇ダノンザタイガー：極めて順調。op馬相手の追い切りにも余裕の手応え。堅い連候補の評価。⇒3着

〇ファントムシーフ：2週続けてCWコースしまい11秒台は好調の証し。主役をはれる実力馬だが、まだ先を見ながらのつくりにしている可能性もある。⇒1着

　他人様の記事をひとつにまとめて味を整えた程度の内容とはいえ、太字（推奨馬）を選んだ責任は当方にあります。この結果はまあまあというべきか、100点満点では55点くらいでしょうか。

　では、本論のフェブラリーＳの調教のまとめです。出典は略します。

＜日曜 東京 フェブラリーＳ＞

〇アドマイヤルプス：併走馬に煽られ気味の調教で上昇度は感じられない。

〇オーヴェルニュ：調子は前走（東海Ｓ8着）以上だが、雨でも降らないと穴を開けるまではどうか。

〇ケイアイターコイズ：レース間隔が短く軽めの調整。好調だが現状維持まで。

〇ケンシンコウ：この馬なりに仕上がってはいるが、調教タイムは平凡で、このメンバーでどこまで。

〇ジャスパープリンス：脚勢に勢いがなく、ここでは苦しい。

〇シャルーズスパイト：外国馬。来日前にすでにつくってきた感のある軽めの調整。日本のダートが合うかどうか。

〇ショウナンナデシコ：順調。1600ｍは得意の距離だが、良績はすべて地方なので中央ＧⅠでどこまで粘れるか。

〇スピーディキック：仕上がり自体は悪くないが、上と同様、中央ＧⅠクラスでどこまでやれるかといった印象。

〇セキフウ：状態は前走と同程度で上がり目は薄い。

〇ソリストサンダー：去年の4着馬だが、叩き良化型でもあり、休み明けの今回は割引きか。

〇テイエムサウスダン：去年の2着馬。前走（根岸Ｓ14着）を叩いて上昇。変わり身に期待。

〇ドライスタウト：足さばきもよく、かなり好調。4歳馬でもあり、対抗評価まで可能。

〇ヘリオス：前走（根岸Ｓ15着）よりは良化している分期待はあるが、絶好調時に比べると、まだどうか。

〇メイショウハリオ：このレースを目標に上々の仕上がり。距離がどうかだが、それなりにやれそう。

〇レッドルゼル：昨年の1番人気馬（6着）。1600に良績がないので（川田騎手の）乗り方がカギだが、上昇度は十分。

〇レモンポップ：手応えよく最終追い切りを終え、調子は高い状態で安定している。

※個人的にはどうかと思っていますが、テイエムサウスダンの変わり身を推す声もわりとあったことを付記しておきます。ルメールさんが乗ることもありますんで。

　土曜はダイヤモンドＳや京都牝馬Ｓなどもあるので、こちらの重賞レースの好調馬も把握しておきたいところですが、時間がないので、明日の予想の際、組み入れたいと思います。今日もお読みいただきありがとうございました。みなさん、よい週末をお迎えください。