金杯が終わると、中山のスタンドから人が減って、冬寒の正月競馬らしくなりますが、今はインターネット投票も進んでいるので、いっそう寒風が抜けていく風景でしょうか。長く競馬場に足を運んでいないので、現況はわかりませんが、テレビで見ていると、コロナ禍にあっても意外に人が集まっている様子はありますけれど。
さて、正月3日間開催の初日の今日の狙いは、中山メインのニューイヤーSです。マイルのレースとしては、G級の馬たちが京都金杯に引き寄せられる一方、こちらの方は、申し訳ないけど、重賞では入着に届かないオープン馬がかなり集まりますし、冬場の連続開催で調教が不規則になっているせいか、調整不順で人気薄の馬が大穴をあけるケースがままあります。波乱の要素満載で、高配当を期待できるレースです。
いつものとおり、今朝の前売りオッズから、枠人気順と狙い馬(〇数字は馬の人気)を整理すると、以下のようになります。
・1番人気枠=4枠 サクラトゥジュール④ ワールドバローズ⑦
・2番人気枠=1枠 ウィングレイテスト③
・3番人気枠=2枠 エイシンチラー①
・4番人気枠=5枠 ココロノトウダイ⑥
・5番人気枠=6枠 シュヴァリエローズ⑨
・6番人気枠=7枠 キングエルメス⑤ アオイクレアトール⑫
・7番人気枠=3枠 グラティアス②
・8番人気枠=8枠
臨戦過程を見ると、前走ディセンバーS組が4頭、キャピタルS組が4頭、重なっているのが、ノルカソルカで、キャピタルSで3着だった同馬がディセンバーSで16着に大敗しているせいか、ディセンバーS組の方が評価が高いようです。確かに、同レースで2着に入ったサクラTの坂を上がってからの脚色などを見てしまうと、この馬が一番強いのではと思ってしまいますが、過去10年で、前走ディセンバーSで3着以内に入った馬は2/33頭で、意外に少なく(キャピタルSは3/33頭)、一番多いのはリゲルS組の5/33頭です。ニューイヤーステークスの過去10年データ、好走馬一覧(2023年1月7日中山11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)
私の軸馬は、短期免許で来日していきなり3勝しているテオ・バシュロ騎手が乗るココロノトウダイです。明け4歳のキングエルメスにも惹かれるものがありますが、データ上、4歳馬よりも年長馬に利があるレースなので、外国人騎手の腕っ節を信頼して、こちらが本命です。前走は東京でしたが、2年前の金杯では、ハンデが53キロと軽かったとはいえ、最速の上がりでヒシイグアスの2着に来ていますから、中山の坂も大丈夫でしょう。むしろ期待の方が大きいですね。6歳馬で、やや年長ですが、戦歴は多くなく、あまり消耗していないのもいい感じです。
相手は、二桁人気の馬も含めて手広くいきましょう(10番人気のノルカソルカは切ります)。アオイクレアトールがぎりぎり3着にでも入れば、大きな配当になりますので…。
さて、新年最初の大当たりになるでしょうか。みなさんも、どうか高配当を。
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