地域の風景や環境に馴染みやすいフォレストベンチ。
背面は斜面側に打設された法面ロックボルト等により
しっかり固定されています。
コンクリートではなく、自然な木を使った階段状の
フォレストベンチ。
その地域で切り出された木材、間伐材などを地産地消
で使用しています。
山の神様も、これなら安全に人や車が通れるよう力を貸してくれるでしょう。
地域の風景や環境に馴染みやすいフォレストベンチ。
背面は斜面側に打設された法面ロックボルト等により
しっかり固定されています。
コンクリートではなく、自然な木を使った階段状の
フォレストベンチ。
その地域で切り出された木材、間伐材などを地産地消
で使用しています。
山の神様も、これなら安全に人や車が通れるよう力を貸してくれるでしょう。
今回、依頼があって、よく奥深い山中で
施工する時に使う、モノレール(積載荷重500㎏)を
仮設工事で施工しました。
モノレールがあると、険しい山中に重たい仮設材や機械、
器具、各種建設資材を、ガタンゴトンと貨物列車のように
運べます。モノレールも見ると童心に帰る気がすると
言ったら怒られそうですが・・・。
無事に仮設が終わって、5~6ヶ月間程度、トンネル坑口から
人道がない山の中にガタンゴトンと資材を上げ下ろしします。
もちろん、運転手はモノレール運転講習を受けた運転手さんです。
列車の運転手さんのような帽子は被っていませんが
代わりにヘルメット被ってます(笑)
「発車オーライ!」「前方よし!後方よし!」って感じで。
トンネル切羽(きりは)は、いつも緊張感あります。
写真は、先進ボーリングをして100~150m先の地質を調査中です。
先を知ることはトンネル施工にとって、とても大切な施工情報です。
断層粘土や断層破砕帯、被圧湧水ゾーンなど、あらかじめトンネルが
崩れてきそうな危険な箇所の特徴を更に追求し調査していきます。
調査結果は、トンネルの施工法や安全対策に反映されます。
私たちは、過去数十年間の中でトンネル内の悲しい事故を経験したり
見たりして知っています。
だから二度と建設業で働く仲間を失くさないためにも、
慎重に調査を進めています。
そして、安全に施工が進み、トンネルが無事に貫通した時の
反対側から吹く風の気持ち良さも知っています。
物を造る喜びを若い方にも、一緒に感じて欲しいと願っています。