5年毎に更新の「解体工事施工技士」の免許更新の
講習と試験を受けてきました。 改めて勉強なりました。
実は、解体工事好きなんです。
コンクリートを怪獣のようにバリバリ壊していくと、意外とストレス発散に・・・。
不謹慎な話はやめて、まずは、安全第一で。周辺環境に留意して・・です。
40~60年前に建った建設構造物も建て替え時期に入ります。
しかし、10年後の2028年辺りには、石綿を含む建造物の解体時期も
ピークになる予想です。
石綿(アスベスト)は、恐ろしい中皮腫の主要因です。
しかも中皮腫はアスベストを吸ってから25~50年で発症するケースが
多く、曝露期間が長いほど発症確率も上がります。
しっかり知識のある技術者の下で解体作業を行いましょう。
工事関係者、作業員ばかりでなく周辺住民、家族、子供にも影響する
中皮腫の防止対策が大事です。(中皮腫は発症すると死亡率が高い)
阪神淡路大震災(平成7年)から、今年で23年。倒れたビルや工場、家屋
にはアスベストの含まれる建材も沢山あったと思います。
その中で震災復旧工事をしていた我々は、ひょっとすると知らない間に
アスベストに曝露していたかもしれないと思うと、その暴露後発症の25年が
近づいています。 そう考えると恐いですね・・・・・・・。
マスクなどしていたとはいえ、今の時代ほど石綿(アスベスト)の注意意識は
みんな低かったと思います。
この15年間ほどの間に、石綿の調査、対策、処理が格段に進んだ感が
あります。
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