平成27年4月に高気圧作業安全衛生規則(以下、高圧則)が
改正されているのは、ご周知の通りです。
しかし、従来の減圧表(別表第2)が廃止され、港湾潜水士、潜水士個々の
体内不活性ガスを所定の計算式で求め、それが所定の許容値を超えない
ように潜水計画を立てるのはなかなか大変です。
それで、NSK減圧表(日本潜水協会)が発刊されています。
従来より減圧時間が長くなり、無減圧潜水時間は短くなります。
ダイビングコンピューターも高圧則所定のアルゴリズムを
搭載したダイビングコンピューターを用いて減圧管理が必要に
なりました。また混合ガスの使用も協会推奨のNSK減圧表には
掲載されました。また、潜水後の減圧症防止対策及び、症状軽減
に酸素吸入の効果が推奨されています。よって弊社も酸素吸入を
積極的に取り入れ、潜水浮上後5分の酸素吸入、14時間以内は
安静、過激な運動や業務に就かせないようにようにしたいと思います。
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