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会社内で起こった出来事や、現場のレポートなどを紹介する会社の日記です。

東日本大地震発生後、5年目の3月11日。

2016-03-11 | Weblog

5年前の3月11日 午後14時46分 最大マグネチュードM9.0、震度7の東日本大地震が発生し、

新しい資料では、死者15,894人、行方不明者2,561人、発見不明遺体70骨にのぼり、

今なお、避難者17万4千人、仮設住宅居住者9万人の方たちが故郷には帰れていない。

21年前の我々の故郷、兵庫県神戸市の阪神淡路大震災当時の状況を思い出します。

誠に痛ましい限りですが、震災後5年にあたり改めて亡くなった方達へ哀悼の意を表します。 

合掌、拝。

 

また、避難者、仮設住宅居住者、農業、畜産従事者、漁業従事者、商店街の皆様に心よりお見舞い申し上げ

故郷の復興が進み、新しい生活が豊かに始められる日が来ることを祈念致します。

 

復興の進み具合はどこまで進んでいるのだろうか?

東北の廃材ガレキ処理は、宮城県で1,930万トン、岩手県で584万トン、福島県で304万トンの処理が進み、

残り福島県の24万トンを2016年3月末までに処理を終えて完了となる。

復興支援道路570kmは、80%の454kmが完成し、37%の209kmが供用開始している。

鉄道は、2330.1kmのうち89%の2079.7kmが復旧、営業再開している。

水稲作面積の94%が再開してきている。 

除染も地道に進んでいるが詳細情報は無い。またレベル7までなった原発の

先行きもまだ工程通り(廃炉2041年~2051年)進むのか難題を残している。

1~3号機の抜け落ちた核燃料(デブリ)の場所も未だ確定できず、予断を許さない。

日本人の知恵と勇気で、この困難を乗り切れることを信じるしかない。

弊社も原発内3、4号機建屋の直前で防護服の上に遮蔽ベストを着用して

実作業しており、年間制限値内の被曝量を浴びながら被災状況を現実に見て、

復旧作業をしてきています。

実際に現地で働き、管理、作業する皆さんの苦労を思うと頭が下がります。

復興工事の成功と完結を祈るばかりです。  


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