New Japan Development CO

会社内で起こった出来事や、現場のレポートなどを紹介する会社の日記です。

多忙は多望

2006-06-06 | Weblog
「忙しい」という字は心を亡(うしな)う
と書き、物事を忘れる原因となります。

米国の牧師のヘンリー・ワード・ビーチャー(1813~87)
は説教の中で「もし誰かにしてもらわなけれ
ばならない仕事ができると、私はいつも教区
で最も忙しい人に頼む。すると、ちゃんと仕
上がるのである」ビーチャーは当代随一の説教の
名人と言われていたそうです。

書道家の中村素堂氏も「難しい仕事を頼む時
は、一番忙しい人にお願いする。そういう人
の方が「忙裏閑を偸む」、つまり忙しい中に
もヒマを見つけて楽しむだけの余裕と度量を
持っているので、かえって早く、いい結果を
出すものだ」と言っておられたそうです。

最も忙しい人は、色々な事をテキパキと片付
けています。一番ヒマな人は、おそらく何も
できないからヒマなのでしょう。
または、人から頼まれないのでしょう。

ですから「多忙な人は多望な人」と言えるわけ
です。

     (SMBC経営懇話会より)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿