昨日、熊本城の北十八間櫓の記事をアップしました。
今日は北十八間櫓の隣の東十八間櫓です。
北十八間櫓、東十八間櫓、そして今回の地震で踏ん張った五間櫓は国指定の重要文化財です。
熊本城の建物は明治以降大半が失われましたが、その中で残った櫓でとても貴重なものです。
丸印が東十八間櫓です。くっついているのが北十八間櫓です。
まずは一年前の美しい東十八間櫓からご紹介します。
かっこいいでしょ!!! 美しいでしょ!!!
熊本城自慢の高石垣です。
ここの下から石垣を見上げるのが好きでした。離れてみるのもいいんですが間近で見ると迫力がありました。
400年以上前、加藤清正公の指示のもと、石工さんの指示のもと、領民たちが力を合わせて積み上げた石垣です。
ここには清正公や石工さんたちだけでなく、領民たちの想いがたくさん詰まっています。
そして、400年以上ずっと私たちを見守ってくれました。先人の想いを無にできない。だから、どんなことをしても元に戻さなくては。
東十八間櫓は石垣と櫓のバランスがとてもよく、スタイリッシュです。
だからどこから見ても美しいです。
東十八間櫓の下に熊本大神宮があります。
この光景が当たり前でした。これが変わるなんて思っていませんでした。
一年前の写真を見ていたら、涙が止まらない。。。
夢であってほしい。ここが崩れたのは夢であってほしい。
でも、夢じゃないんですよね(T_T)
地震後の4月27日に撮った写真です。
東十八間櫓の石垣の角石は健在でした。よかった、よかった!!!
東十八間櫓も北十八間櫓も大きいのですべての石垣は崩れていません。
かなりの被害ですが、残っているところもあります。
東十八間櫓と石垣が熊本大神宮に雪崩落ちています。
改めて確認し、今回の地震の脅威をひしひしと感じています。
ここからは4月29日に撮ったものです。
熊本大神宮の横の駐車場から撮ったものです。
ここはどの角度から見ても辛すぎます(T_T)
東十八間櫓、北十八間櫓は崩壊がひどいので、ニュースでもよく取り上げられ、ここを訪れる人も大変多いです。
今、ここに笑顔はありません。皆さん、ここで悲しそうな顔をしながら見ています。
でも、いつか必ずここに笑顔が戻ると信じています。一日も早く笑顔が戻りますように。
熊本市内観光施設開館状況
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少しずつですが、観光施設も開園できるようになりました。
電話 096-356-2333