おはようございます。
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昨日のつづきです。本妙寺は今日で一旦終わりとなります。
最後は当然ですが清正公の銅像です。
さあ、300段登ります。
あっ、当然ですが翌日は筋肉痛になりました(^^;;
でも、翌日ですからね。翌日。←ここをしっかり強調したい(笑)
(こんなだらしない私を見て、清正公はきっと、『しっかりせい!』『もっと鍛えろ!』と天から激を飛ばしているでしょうね。)
先客が清正公と対面。
そして、ここで鍛えている人も・・・。
こういう光景は地震前と変わらず。
今は直りましたが、地震で槍が折れました。
⇒熊本地震 清正公の銅像、やり折れる…熊本の菩提寺(毎日新聞)
でも、胸が熱くなる出来事が・・・。それは後ほど。
ちゃんと槍を持っているでしょ。
もうこれで大丈夫です(^○^)
熊本城もばっちり見えますよー
やっぱり、ここからの景色は最高。
この日は曇り空でしたが、天守閣がしっかり見えました。
銅像の後ろに『御銅像再建の記』があります。
ここに書いてあることを簡単に要約しますね。
清正公銅像は昭和10年、清正公の三百二十五遠忌を期に建立されました。でも、戦争で銅像は供出。
話しは名古屋城に飛びます。空襲によって焼失した名古屋城を、昭和32年株式会社間組が復元することになりました。
それに伴い、間組の神部社長は本妙寺より清正公の尊霊をお迎え奉り、朝晩祈願したそうです。これにより無事工事は完了。
この時、衆議院議長の松野氏は本妙寺の僧侶を伴い、間組の神部社長に清正公像の復元を懇請すると、神部社長は銅像一体を寄進されました。
この話しだけでも、どれだけ神部社長が清正公を尊敬し慕っているのがよくわかるんですが、これが現在も株式会社安藤・間に生きています。といいますのも、今回の地震で清正公像の槍は折れましたが、その修復を寄進という形で株式会社安藤・間が行ったそうです。
株式会社安藤・間は安藤建設と間組が合併した会社です。旧間組は名古屋城の復元、清正公像の復元で清正公に深く関わっていますが、旧安藤建設は関係ありません。それなのに・・・。寄進による復元とは本当に心温まるお話しで感動しました。
清正公が亡くなり、400年以上になりますが、今も清正公はたくさんの人々の心の中で生きています。
清正公が縁で多くの繋がりが広がり、それが今後の復興の大きな力になることでしょう。
本妙寺
熊本市 花園4-13-1
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