いま(2022年8月)急激に感染拡大して 世の中を混乱と不安にさせているオミクロンBA.5だかBA.2-75なる新型コロナウイルス。専門家や政府・自治体などが、感染対策や医療逼迫対策に苦慮している。とにかくは、感染の急激な拡大による医療逼迫原因は 感染の”全数把握”にあるということで、全数把握をやめ(?) 定点観測ではない定点把握だという。
定点把握は、いままでの全数把握での数字などとどうリンクし、定点把握で感染の何がどう把握できるのかや 定点はどのように設計するのか?われわれ素人にも分かるように解説してほしい。定点把握で、何がどう効果、効率するのか。医療の体制や医療の現場がどのように効率的になるのか? いまの欠けている何がどう回復するのかなど、教えてほしい。
一年前(2021年8月) 約125万人(死者2万6,000人)だったコロナ(累計)感染者が、現在(2022年8月)その14倍の感染者累計約1,735万人(同死者3万6,000人)に拡大している日本。世界平均がこの一年で3倍なのに、そら怖ろしい! たかだか一年で、感染者1,600万人感染死者1万人を増やしているという喫緊事態に対する認識が低い。
世界中どこの国でも、政策や計画のベースは事実や実態の把握調査や統計。この地域やこの期間の新規や累計の感染者や感染症医療療養者数などの把握データが大事。全数調査と言っても何を全数かが大事だし、情報や数字が入手できるタイミングも大事。費用や効率やタイミングを考慮すれば、サンプル調査や定点調査もいい。
どう定点把握し、何をどう捉え、そのデータからどう全体などを推計、推論し、どう役立てるのかによっては、全数調査より定点調査などの方が実効的なことも多い。感染情況や医療状況に、どのように対処するのかがあっての把握調査にしてほしい。
全数おさえは、地域ごとに一日の新規感染者人数のみ、男女年代ごとの数字だけのアップ(報告)にし、重症度や高齢者や重症しそうな既往症などのある人の把握は、医療機関に任せる報告をシステム化すればいいと思う。