吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

2024年 晩秋初冬( 10~12月 )の 自詠句 24句 ( 私撰 ) と 季節のコラムー 2/2

2024年12月26日 | Weblog
④ 季節の野鳥や虫たち;4句
   この頃 耳にする風の声や虫の声と 朝日に合わせて飛来する野鳥などに、秋の暮れや師走を感ずる。
  ・秋霖や 一羽佇む 老い雀             ・ハンターズ  ムーン に届け  轡虫
  ・小糠雨 廂の梁に 百舌一羽         ・初霜に 脚をとらるる 紅蜆

 ⑤ 季節の自然; 4句
   すべてを地球温暖化のせいにしたくはないが、異常気象や異常自然が多すぎる。大雨台風やハリケーン津波の災害が世界的かと思えば、大旱魃に苦しむ地域も多い。
  ・秋土用 いじる土なく 街暮らし      ・しずけさや 一人家居の 秋の暮
  ・山茶花の 一花目がけて 目白かな  ・小春日や 三々五々と 冬の蝶

 ⑥ 季節の世の中と世情;4句
   ・原発の デブリ一粒 一位の実               ・秋の暮 今年初めの 秋刀魚喰う
   ・ハロウィンや 街に繰り出し ゴミ拾い・曇天の いい風呂の日の 柚子湯かな
   一粒の原発デブリの取り出しに  一年も二年もかけてる人々も居れば、街のゴミ拾いにボランティアする人々もいる世の中。遅くなったサンマでの夕食や時節の柚子湯を楽しむ人々なども多い 2024年の師走。・・ よいお年を!。
        (了)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする