例えばアメリカでは裁判中や有罪判決が出た後でも出演している例があるが
その反面、人種差別や未成年への危害に対しては厳しく
それらに抵触すればタレントも作品も生命が終わる場合もある。
これは日本の場合とは犯罪の「ツボ」が違うからだと私は考えます。
麻薬に関しては合法や合法化傾向にあったり
フィリピンや中国のように射殺されたり即死刑の国もある。
あるいは時代による変化というものもあります。
不倫は最近は非常に厳しくなり
芸能人や政治家がその生命を終えたり大きなダメージを受けることもあります。
例えば、乙武やベッキーetc.。
島田紳助は暴力団との関わりで芸能界引退になり
その後報道の真偽でマスコミとの裁判にも負けているので復帰は非常に厳しいですが
時代を遡れば
例えば美空ひばりのように暴力団と関わりながら国民的スターでいられた時代もありました。
新井浩文が強制性交で逮捕された後
映画業界はモタモタ迷った挙句ようやく放映中止や延期を決定しました。
法律ではレイプに対して厳罰化を進めている中で
映画界や芸能界がユルいままではそれにブレーキをかけることになります。
私としては映画業界が即決できずモタモタ迷ったという時点で
非常にモラルの低い、自らの利益のためには犯罪助長も構わないと考える業界なのだと
以前記事に書きました。
今回のピエール瀧の件ですが
郷に入りては郷に従えで麻薬に対してユルい国はそれでいいのですが
私は以前「覚醒剤前科のある芸能人はテレビに出すな」という記事を書き
その1年後に「覚醒剤の広告塔」を書きました。
これは容疑段階や服役中や執行猶予中ではなく、あくまでも前科に対してです。
理由も述べています。それは
>何故ならば覚醒剤は再犯率が非常に高いので
初犯を防ぐことが何よりも重要だと考えられるからです。
>覚醒剤で前科を持つタレントが
平気でテレビに出演している状況は覚醒剤というものを
軽く見られてしまう原因になるのと思われるからです。
>テレビに出すとしてもニュースや
更生に向けてのドキュメンタリーに限って
芸能活動として出演させることは
ネットTVを除き、地デジ、BS、CS、ケーブルなど、あとラジオも
一切禁止したほうがいいと私は考えます。
>また舞台やコンサートなどは
会場の規模を制限する。
>映画も同様に映画館の収容人数に上限を設けるべき。
>また創作活動においては
印税の率を下げるか、印税収入に上限を設ける。
>ネットTVを含むネットに関してはしばらくは様子見ですが
場合によっては児童ポルノのように規制をかけることも必要ではないかと考えます。
>煙草でもCMが制限されたり
>煙草を吸う様をTVなどで放送することは規制もしくは制限されている。
>これらの状況を踏まえても
再犯率の高い覚醒剤前科のあるタレントが
ほとぼりがさめたといって芸能活動を行うことは
まるで覚醒剤の広告塔のようなものに思えてならない。
>更生への道は残すべきという意見も当然あるでしょうけど
再犯率の高い覚醒剤に関しては、
本人の更生より社会的影響を優先するべきです。
>初犯を防ぐために、覚醒剤が身近なものに思われないためにも
芸能活動には規制をかけるべきだと私は思います。
これは覚醒剤に対してでしたが麻薬に対しても全く同じです。
一説ではコカインは覚醒剤より常習性が高いという話もあります。
今回のピエール瀧の件では
オンデマンドやDVDなどの販売に関する考えも取りざたされていますが
これらも禁止を含め規制をかけるべきです。
何回も繰り返しますが
麻薬、覚醒剤前科のある芸能人が
人の注目を浴びる世界で活躍することが
やっても簡単に立ち直ることが出来るとか
麻薬、覚醒剤をやっても社会的にたいして制裁を受けることが無い
などと思われてしまうことが
麻薬、覚醒剤の汚染拡大につながりかねない
すなわち彼らが「広告塔」になってしまうと考えるからであります。
どうしても麻薬、作成前科のある者の作品が見たければ
ダークサイトのようなところに自らの個人情報などの危険を侵して見に行けばいいのです。