ブルーモーメント                                               

チラシの裏にでも書いていればいい日常と考えていることを書いているブログです。

ロヒンギャ難民キャンプ スー・チー拘束に歓喜

2021-02-03 02:07:28 | 日記

スー・チー氏拘束に歓喜、ロヒンギャ難民キャンプ
AFP●BB News 2021年2月2日
https://www.afpbb.com/articles/-/3329588

【2月2日 AFP】3年前の激しい軍事弾圧で隣国バングラデシュへ逃れたミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)は1日、アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)国家顧問が国軍に拘束されたことを喜んだ。

国連(UN)がジェノサイド(大量虐殺)の可能性を指摘している2017年8月の軍事弾圧の後、約74万人のロヒンギャがミャンマーのラカイン(Rakhine)州からバングラデシュへ向かった。

当時、ミャンマーの事実上の政権トップだったスー・チー氏は、2019年に行われたロヒンギャに対する強姦や殺人などの残虐行為に関する国際刑事裁判所(ICC)の公聴会で、国軍を擁護した。

スーチー氏拘束の知らせは、現在約100万人のロヒンギャが密集して暮らすバングラデシュの難民キャンプで瞬く間に広まった。

「私たちのすべての苦しみの原因は彼女だ。祝わない理由がない」。世界最大規模の難民キャンプ「クトゥパロン(Kutupalong)」の難民リーダー、ファリド・ウラー(Farid Ullah)さんはAFPに語った。

 近隣のバルカリ(Balukhali)難民キャンプのリーダー、モハマド・ユスフ(Mohammad Yusuf)さんは、「彼女が最後の希望だったのに、私たちの窮状を無視し、ロヒンギャに対するジェノサイドを支持した」と語った。

 ナヤパラ(Nayapara)難民キャンプに暮らすミルザ・ガリブ(Mirza Ghalib)さんは、ノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)受賞者のスー・チー氏に「正義の裁き」が下されたと歓迎し、特別な祈りをささげたロヒンギャもいたとAFPに語った。「難民キャンプ当局の許可が出ていたら、何千人ものロヒンギャが(スー・チー氏の拘束を)祝って行進をする姿がみられたはずだ」

 強い影響力を持つ「ロヒンギャ学生連盟(Rohingya Student Union)」の広報を担当するマウン・チョー・ミン(Maung Kyaw Min)氏は、スー・チー氏の拘束を受けて、ロヒンギャのミャンマー帰還への期待が高まっていると述べた。

「選挙で選ばれた政府とは異なり、この国軍(の政権)を持続するためには国際的な支援が必要だ。だから、彼らが国際的な圧力を軽減するために、ロヒンギャ問題を重視することを期待している」と語った。(c)AFP


スーチー拘束のニュースを聞いた時、私が真っ先に思ったのはロヒンギャはどう思っているのかということでした。
そしてその結果はこうだったということです。

ロヒンギャ問題に関して私の考えは途中で変わりました。
変わる前後の記事を貼ります。

世襲で選ぶからこうなる、スー・チーのノーベル賞取り消しに36万人超の署名
世襲という最も安易でオツムのいらない投票を行った結果ですね。
指導者に恵まれないのは国民の自業自得ではないでしょうか。
それに比べれば2007年の長崎市長選は正しかったということになりますね。
ちなみに韓国のパククネも世襲で選ばれました。

   ↓

スリランカ爆弾テロ、NZ乱射の報復との声明
>ちなみに私は、対ユダヤ今日やタイキリスト教ならイスラム側を支持します。
キリスト教に恨みはないですし日本神道より好感がもてますが
対イスラムとなるとキリスト教といってもユダヤが絡んでいる場合が多いからです。
イスラムvsユダヤでイスラムを支持するのはパレスチナ問題があるからです。
ただしイスラム教vs仏教では仏教側を支持します
歴史においてもそうですしイスラム教国で仏教徒は差別や場合によっては迫害を受けています。
それを考えれば仏教国のミャンマーでイスラム教徒のロヒンギャの扱いは
バランスを考えればそれでいいのかなと思います。
当初はスーチーに批判的でありましたが実情を知ると
この場合はそれでいいと考えるようになりました。


対ロヒンギャに関する考えは変わりましたが
世襲制は好まないという考えは変わっていません。

それで結局、今回のクーデターを私はどう考えるのか。
現時点では、そうでもいい、もう少し静観する、といったところです。



コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 食ロス | トップ | 呪われた五輪・桜田義孝に続... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (wada67miho)
2021-02-03 16:19:25
こんにちは。僕も世襲は大嫌いです。それ以上に嫌いなのは、軍部によるクーデター。どんな理由があっても、民主主義の破壊は許されません。この考えは一貫してます。確かにスーチーさんは、軟禁されている時の方が輝いてました。しかし、それとこれとは話は別です。
返信する
Unknown (シヤマ)
2021-02-04 00:13:27
それにイスラム(ロヒンギャ)問題も加わて複雑になってますが、イスラムはこの件ではほとんど関係ないですね。

日本でないからどうでもいいという思いは私にはあります。

日本の民主主義といっても自民党の天下で、それにカルトの公明が合流している現状は私には好ましく思えません。
また2世3世議員も幅を利かせてまが、これも有権者の選択の結果です。

それでも戦前の軍国主義、世襲の極みである天皇、皇室の価値が高かった戦前に比べればマシなのかもしれません。

再びミャンマーですが、軍をコントロールできないようでは、やはり指導者失格だったようにも思えます。
返信する
Unknown (wada67miho)
2021-02-04 04:29:43
シヤマさま
国際舞台でロヒンギャ問題で軍の弁護みたいな言動をして僕など、スーチーさんにガッカリしましたが、彼女はこんなことにならぬよう軍に気を使ったんでしょうね。
憲法上、軍が4分の1の議席を持ち、軍系の野党がいて、軍の力が削がれない仕組みになってます。今回、更に軍系が惨敗して、いよいよスーチーさんが軍をコントロールする憲法改正を狙ってたので、軍がクーデターに踏み切ったのでしょうね。
それほどミャンマーでは軍が強いんですね。ロヒンギャのスーチー批判も誤解です。これから、ますます軍に弾圧されるのに。
返信する
Unknown (シヤマ)
2021-02-04 22:40:04
wada67mihoさま
難しい問題で簡単に結論が出せるようなものではありませんが

自宅軟禁が解かれて10年もあったのだから
その間に軍との関係をもっと良好にしておくべきだったのではないでしょうか
それができなかったのは指導者としての器でなかったとしか思えません。

軍への気遣いがロヒンギャ問題で軍の擁護という形でしか出来なかったのもお粗末です。

民主主義が衆愚政治にならないためには国民に教育が行き届いていることが必須条件ですが
建国の父の娘というだけで選んでいるようでは衆愚政治になるのは当然のように思います。

スーチーに優秀な補佐官がいればいれば状況も変わっていたのでしょうが
残念ながらスーチーも、数日前まで続いていた民主主義時代の国民もそれが出来なかった
スーチーがいれば何とかなるというような安易な気持ちで油断しきってていたのではないでしょうか。
返信する

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事