前記事の通り餃子の王将で天津飯と餃子2皿、そして紹興酒の燗を注文した。
紹興酒燗が来た時「ザラメご利用ですか?」と聞かれたので「はい」と答えた。
バーミャンではスティック状の袋に小分けされたザラメが付いてくる。
餃子の満州では頼めばザラメが来る。
王将で紹興酒を飲むのははじめてなのでどうなのかわからないので
もし付かなかった時のためにミスドの砂糖を持って行った。
でもザラメが付くということが分かったので持って行った砂糖は使わずザラメを頼んだ。
ただ来たのはザラメではなく氷砂糖だった。
ガラスの猪口に氷砂糖を入れボトルから熱い紹興酒を注ぐ。
氷砂糖だとザラメ以上に溶けにくいので最初は箸でかき混ぜたが
餃子が来たので爪楊枝でかき混ぜた。
全体の半分ぐらい食べた時
いきなり蠅が飛んできて」紹興酒の猪口に立てかけた楊枝と猪口の縁に留まった。
「ボッ」と言ったら手足をこすりあわせる前にすぐに飛んで行った。
酔っ払っているとこういうのはそれほど気にならない。
でも爪楊枝は取り換え飲む場所を注意しながら残りの紹興酒を飲んだ。
蠅はその後は姿を見せなかったが
全部食べ終わった後に空になった紹興酒のガラスの猪口に留まった。
さっきの件に関して制裁を加えてやろうと考えていると今度はコップにとまった。
右手には既にレンゲを持っていたのでレンゲの背でボンと叩いてやったら
蠅がどんくさかった為見事命中した。
レンゲに蠅がくっついている。
レンゲに天津飯の甘酢ダレが付着していたので蠅の羽がべたっと接着している。
皿の上に落として酢をかけてやった。
しばらくしたら蠅は動き出し酢から出そうになった。
とっさにもう一度レンゲで叩いたが今度はラー油をかけてやればよかった。
蠅はその一生を終えようとしているが
人に歴史があるように蠅にも歴史がある。
この蠅はどこでどのような幼虫時代を過ごしたのだろうか。
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